2011.11.29(Tue)

気分が乗った(←暇とも言う)ので、続けてフランス大会も。おおお織田く〜んっ(泣)! 故障した膝を最初の転倒で痛めたのか、フリーの最初のほうからジャンプがことごとく失敗して、一時期の安藤美姫みたいであまりにも痛々しい。中国大会のときは怪我の影響が無いように見えたけど、やっぱり一流のアスリートが故障から立ち直るってのは、そう簡単ではないんですね……。彼の柔らか〜い着氷が見られなかったのはホント残念ですが、しっかり怪我を治して復活劇を見せて欲しいです。

2位に入った宋楠(ソウ ナン)も、なかなか好みです。中国ってペアばっかり強くて、なんでシングルの選手が出てこないんだろう?って不思議でしたが、去年辺りからシングルの選手も上位に入るようになりましたね。そして優勝、パトリック・チャン。今までこの人はなんか苦手だったのですけど、今シーズンは「いいな」と思うコトが増えてきました。少し丁寧に滑るように、なった? 私の見てるポイントってジャッジのそれとは微妙に違っているようで、優勝するような選手でもダメな人はダメなのすよねぇ。だから、彼の演技を楽しめるようになったのであれば、嬉しいです。

女子でこれまた嬉しいビックリは、カロリーナ・コストナー。この人も表彰台常連のくせに好きになれなかった選手です。なんでダメかといえば、何を滑っても同じに見えるからなんですが、今大会はショート、フリーともに良かったです。特にショート。衣装も曲も彼女の雰囲気に合っていて、ああこんなに手足の長い選手だったんだって、初めて思いました。今回の曲がたまたま彼女に合っていたのか、それとも何かが変わったのかは分からないけど、後者であったらいいな〜。好きな選手は多いほうがいいもの。

村上佳菜子ちゃんも、中国大会に比べたら格段に良かったです。やっぱりショートは背伸びしすぎだと思うけれども、フリーの曲での語りかけるよう表情が好き。余裕があるときの彼女の演技には、すごく惹かれるものがあります。ファイナル出場は逃しましたが、まだまだ先が楽しみです。ショートで崩れたのを立て直してくるアリッサ・シズニーはさすがの安定感。

そしてやっぱり優勝したのは、エリザベータ・トゥクタミシェワ。今回はレオノワやあっこちゃんみたいな強烈な演技派がいなかったし、彼女の演技も磨きがかかってきたしで、素直に「いいな〜」と思えました。しかし彼女、知り合いの誰かに似ている気がするんだけど、誰だか思い出せなくて気持ち悪い。

さて撮ってあるのはあとはNHK杯だけ。ファイナルの前には見なくちゃな〜。

2011.11.28(Mon)

撮りためておいたフィギュアスケートのグランプリシリーズから、まずは直近のロシア大会を見ました。あっ、あっこちゃんが優勝してる!(←って、それはNHK杯。まだ見てなくて知らなかった)。あっ男子の解説が佐野稔さんだ!(←大好き)……という嬉しい驚き2つは置いておいて。生で見ているくせにダブルアクセルとトリプルアクセルの区別もつかない松岡修造が現地に行く必要があるのかっつー疑問もさて置いて。

まず女子。アグネス・ザワツキーはとても17歳には見えません。レイチェル・フラットはとても火の鳥には見えません。じゃあ何なのかと思ったとき、頭に浮かんだのが「赤い鶏」だったなんてとてもとても言えません。マジメな話、フラットの演技は好きなので、またキュートでセクシーな彼女を見られるのを期待してます。

今シーズンの真央ちゃんはいいですね〜。笑顔で滑るコトのできるプログラムってのがまずイイし、無理にトリプルアクセル飛ぼうとしてないから余裕があるし、スケートが力強くなったように見えます。ただ、去年くらいからちょっと痩せすぎな気がするのが残念です。真央ちゃんのプロポーションは完璧だと思ってたんだけどな〜。今井遥ちゃんはもうちょっとガンバれ! フリーで「今シーズン彼女はジャズを熱心にやっていて」と解説されていたけど、全然音楽になってなかったです。

でも今大会で私の一押しは、アリーナ・レオノワでしょう。ショートもフリーもどっちもイイ! カナダ大会とプログラム変えましたよね? それとも衣装が変わっただけ?(←振付まで覚えているワケじゃないので、自信がない…)。ショートの元気でキュートな海賊と、フリーの怖いくらいの女っぷりがどっちも「レオノワらしい」です。私の中では、彼女が優勝だったんだけどなー。まぁグランプリ出場は決めてくれているので、文句は言いません。

男子ではジェレミー・アボットがビックリさせてくれました。サスペンダー使った演技がすごく良かったです(中国大会の感想で褒めたときは覚え違いしてたみたい。フリーじゃなくてショートでした)。同じプログラムでも、滑り込んで自分の物にするとこうも違う印象になるんですね。でもフリーは全然ダメ。男子は指先まで気を遣って演技してる選手は少なくて、アボットもその辺は雑だから、ああいうしっとりとした曲だと粗が目立ちます。

そして薄氷を踏む点差だったけど、初優勝おめでとう、羽生結弦くん。もうとことん、そのナルシー路線を突き進んで欲しいです。高橋大輔もそうだけど、こう、照れなく演技に浸れる日本人男子が出てきてくれて、おばちゃんはホントに嬉しい。キレイに決まっていた4回転が見られなかったのは残念だけど、これもファイナルに期待します。いや〜楽しみだな〜♪

2011.11.27(Sun)

この土日は短い里帰りをしてきました。高速からも周囲の山々がパッチワークのような可愛らしい色合いになっているのが見えましたが、田舎の家に向かう途中の山道はもう息を呑むほど美しい。そう言えば母の四十九日で田舎に帰ったのは、ちょうど去年の今頃だった。あの時も紅葉がキレイだったなあ〜。

家の近くまで辿りついたとき、たまたま地域の区長さんと出くわしました。話をしてみると、明日、日曜日に周辺の除染作業を行うとのこと。今回は家の掃除のみが目的の帰省だったので、私もお手伝いをするコトにしました。その日は家の薪ストーブに火を入れたり、布団に乾燥機をかけたりして過ごし、夜は田舎の居住者ボーと酒を飲んで酔っぱらって、日曜日は「午前中だけ」と事前に断って作業に参加しました。田舎の家は限界も限界な集落で、この震災で限界のダメ押しをされたような場所なんですが、それだからこそ住民の思い入れが強いのか、今はもう集落に住んでいない人たちまで作業となると集まってきます。初の除染作業ってコトでごたごたもありましたが、皆で公民館など共用施設の周囲の草刈りや落ち葉集めをしました。

とは言っても、ほとんどが山や田畑の村です。多少草を刈っても落ち葉を集めても、たいして線量が下がるハズありません。話をしてみるとその辺は皆わかっているみたいで「子供もいなくて年寄りが数人暮しているだけの村なんて後回しも後回しで、何にもしてもらえないから」気休めでも何かをしなきゃな、って感じでした。こうした作業が続くのかどうかは分からないけど、顔見知りの人たちと会えて話せたのは、とても嬉しかった。落ち葉を集めながら「こんなの、いつもだったら土地を肥やしてくれるって放っておくのにね」なんて話すのはかなり切なく、悔しいけれども。

田舎の空残念ながらその日のうちに東京まで戻らなくてはいけなかったので、お昼前に作業を切り上げさせてもらい、自分の家を軽く掃除して帰路につきました。帰りの高速がかなり渋滞して疲れた〜。年内の帰省は、たぶんこれが最後。次に行くときは雪の時期だから、冬の支度をしなくてはなりません。(写真は、空がくっきり二色に分かれていてとてもキレイだったので。)

2011.11.13(Sun)

木曜日から金曜日の冷たい雨に心が折れそうでしたが、「日曜日は快晴」との予報を信じて行ってきました、いつもの伊豆。今回は皆に振られてしまったので、駅でTさんに迎えてもらったのも私1人。ショップには初対面のS木夫妻が到着していましたが、彼らはドライ講習だそうで、ファンダイビングは私だけのようです。もうウェットじゃ厳しいシーズンになったとはいえ、こんなにいい天気なのにもったいない。

波が少しあるので、ポイントは富戸になりました。今シーズン初のドライを着込み、Tさんと一緒に海に入ります。潜降ポイントから海に沈むと、青い水に光の筋が差し込む景色が目に飛び込んできました。おっ、透明度はベストじゃないけど、明るくてなかなかキレイです。水もそう冷たくはないし、泳いでいる魚も南洋系が多く、まだしばらくは秋の海を楽しめそう。Tさんと2人だけなので、の〜んびり泳いでいきましょう。エントリー口近くには他のダイバーもいましたが、少し離れると静かな海です。

ちょっと珍しいトコロでは、カガミチョウチョウウオがいました。教えてもらったときちょっと遠くにいたし、チョウチョウウオ系にしては地味なので「あれ? あれですか?」と何度も確認してしまいました。Tさんが喜んでいたのは、伊豆では珍しいソメワケヤッコ。黄色と紫の2色がくっきりハッキリでぜひ写真におさめたかったのですけど、ちょろちょろと逃げ回られて証拠写真程度しか残せませんでした……。私が嬉しかったのは、スケロクウミタケハゼ。カラフルなブロッコリーのようなトゲトサカを見るたびに、毎回毎回探していたんです。そう珍しくはないんでしょうが、見つけたのはホントに久しぶりで「とうとう!」って感じでした。

お昼休憩は、じりじりと炙られてるみたいでした。暑い〜。今日だったらドライじゃなくても平気だったかも、と思えるくらいです(実際、ウェットのダイバーもたくさんいました)。11月なのに。でも「そろそろ2本目行こうか〜」と準備をして水に入ると、水の中がすっかり陰って暗くなっています。富戸のエントリー口は、山の陰になってしまうんですよねー。こんなに日が短いのは、やっぱり11月です。暗くなると急に水が冷たく感じて、休憩中にお茶をがぶがぶ飲んでしまったのを後悔しました。

2本目では砂地にちょろっと足を延ばします。ネジリンボウがいるかもという話だったのですが、残念ながら見つかりませんでした。Tさんが生き物を探してくれている間、暇だったのでどこにでもいるダテハゼを観察していたのですけど、よく見るとダテハゼの背ビレ、尾ビレってキレイですね〜。一度、ダテハゼと共生するエビをきちんと撮ってみたいんですけど、敏感すぎてすぐに逃げてしまうので、なかなか写真が撮れません。砂地を諦めてからの後半は、1本目と同様に浅めの岩場で遊びました。

が、35分を過ぎた辺りからどうにもトイレに行きたくてたまらなくなってしまって……何かいないかと岩陰を覗き込んでいるTさんに、「トイレ」サインを出してエキジットを急いでもらいました。ドライはこれが面倒なのですよねー。毎年、マジメにおむつ導入を考えます。あとはウエイトが重くて腰に負担がかかること。これがなかったら、冬の空いた海、澄んだ海で潜るのは楽しいのに。私たちが上がってすぐ、S木さんたちの講習グループも上がってきて、これで今日のダイブは終了です。

ショップに戻っての〜んびりログ付けをし、今日はそのまま帰路につきました。今日は営業部長のC太が来ていなかったのが残念だったな。さて、今年はあと何回潜れるかしら?

2011.11.11(Fri)

1並びの今日は、会社帰りにカムカムミニキーナの『かざかみパンチ』を観に行ってきました。カムカムは当たり外れの大きな劇団で、毎回(今回はどっちだろう…)と不安になりながらチケットを取るのですが、今回はハズレ。どころか、不愉快でした。

私の好きな松村さん、八嶋さん、藤田さんの3人がまず話に絡んでいない。いや松村さんはキーパーソン……つか、実は主役なんだけど、話を引っ張る役ではない。表の主役の佐藤恭子さんは、混乱するばかりで話の核になっていない。劇中劇の主役、中島栄治郎さんも「ただ言われて主役をやっている」だけ。カムカムの話が分かりづらいのはいつものコトで、でも場面場面の面白さとか、ラストにぱちぱちぱちっとパズルが嵌る気持ちよさとかがあれば、“当たり”の舞台になるのに―――。

今回、クライマックスで(ああ、東日本大震災の話か)と分かります。それで故郷も幼馴染も失ってしまった松村さんが、鎮魂のためにか現実を語り直し受け入れるためにか、紡いでいた物語だと。それが分かった途端にさーっと醒めました。幼馴染役の長谷部洋子さんの芝居は良かったけれども、町が災難に襲われたとき「逃げてください」とマイクに向かって叫ぶのを見せられても(ああ、南三陸のあの人ね……)としか思えません。

あの震災を、語り直すのはまだ早すぎます。だってまだ終わっていない。終わっていないのに。劇中では災害は5年前の出来事だって設定になっていたけど、現実でもせめて最低そのくらいの期間は空けるべきだった。カムカムにとってあの震災はもう終わったコトなんだと思うと、どうしようもなく悲しかった。芝居もツマラなかったけど、物語のモチーフに震災を選んだのは不愉快だった。

今回ばかりは1人で観に行ったのじゃなくて良かった。帰りにY相手に不満をぶちまけて、ちょっとスッキリできました。

2011.11.6(Sun)

今週末は海に行こうと思っていたんですが、なんかいろいろタイミングが悪くて、結局家にこもって読書したりTV見たりしてました。ですのでさっそく、グランプリシリーズ中国大会の感想をば。今回は男子の大会でしたね。以上終わり。

―――ではナンなので。女子では村上佳菜子ちゃんを楽しみにしていたのですけど、、ちょっと今回のプログラム(特にショート)は……。佳菜ちゃんの魅力はあの溢れんばかりの愛嬌なのだから、それを引き出すプログラムにすればいいのに、と思います。演技の幅を広げたいのは分かるけど、なんで16〜17歳で「女の苦悩」なんか表現せねばならんのか。浅田真央ちゃんのときもそうだったけど、女のコに背伸びさせるの好きなのかなー。調子も悪かったようで、彼女の笑顔が見られなかったのが残念でした。

初めて見た中国の耿氷娃(コウ ヒョウワ)の演技は好みでした。顔も可愛いし、細すぎない体型も好き。今まで意識してなかった選手ですけど、名前を覚えておこうっと。同じく今回初めて見た張可欣(チョウ カキン)は、口を閉じて演技するのを覚えたほうがいいかも。ロシアの新星、アデリナ・ソトニコワはスパイラルやスピンのときのポジションがとてもキレイでした。予想外に点数が伸びたのは、そのおかげなのかしら? 2週連続で出場した長洲未来は、カナダ大会のときよりも断然良かったです。2位の結果も納得。でもやっぱり貫禄ある体型になったなあ〜。んで優勝のカロリーナ・コストナーは、相変わらず上手いけれどもツマラない演技でした。審査員は飽きないんですかね?

さて男子。ショートでも3位、フリーでも3位だったのに、総合で優勝したのはジェレミー・アボット。う〜ん。両方3位ってで分かるように、どっちの演技も印象に残りませんでした。いや、フリーはちょっと遊びの要素もあって、面白かったかな。でも彼はプログラムで全然印象が違うので、もっと物語性のあるものをやって欲しいです。2位の織田くんは安定していましたね。ジャンプした後の柔らかな着地が大好きなんだけど、故障していたとは知りませんでした。怪我の影響は、感じなかったです。織田くんはフリーよりショートのほうが楽しくて良かった。フリーはもうちょい、メリハリのある曲が合っている気がします。

面白かったのはショートで1位2位を取っていながら、フリーでがくっと順位を落とした、羽生結弦とロシアのアルツール・ガチンスキーの若手対決です。羽生くんのプログラムはいいですね〜。さっき佳菜ちゃんのプログラムは背伸びしすぎ、と書きましたけど、羽生くんの『ロミオとジュリエット』はもうナルシーの羽生くんにピッタリ!(←褒め言葉です) 。後半、あんまり派手に転ぶのでビックリしましたが、でも昨シーズンみたいに後半息切れしまくりってコトもなく、最後まで迫力のある演技をしてくれました。

逆にイメージに合ってないなあ、と思ったのがガチンスキーのフリーです。フィギュアの演技って、いかにそれっぽく見えるか、だと思うんですよ。川原泉のマンガに「どってことない普通の兄ちゃん姉ちゃんが、銀盤の上に立った途端に絶世の美男美女に」ってモノローグがあるんだけど、ガチンスキーはその逆。顔立ちは悪くないのに、にきびのせいか「僕ちゃん」に見えるんですよねー。それで、人間に恋をした悪魔の苦悩、とか言われてもねー。ぷぷっ。……ってそんな理由で点数が伸びなかったワケでもないかもですが、早く思春期終わるとイイですね。

さあ来週はNHK杯。ちょろっとだけでもダンスやエキシビションが見られるのは楽しみです。

2011.11.1(Tue)

録っておいたフィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦のフリーを見ました。ショートはうっかり見逃してガッカリ。第1戦は……放映してました? とにかく見てません(小塚くんの演技が見られなくて、ガッカリ)。今回のカナダ大会も相変わらずダイジェストだったんですが、なんせ久しぶりなんで演技が見られるだけでも嬉しかったです。

まず男子―――は、あまり印象に残ってません。昨日見たんだけど。高橋大輔はやっぱり見せ方が上手いなあ、とか、パトリック・チャンに前より拒否反応無くなったな、とか、そのくらい。同じように昨日見た女子のレオノワは覚えているのに! ジャパンオープンの感想で書いたように、レオノワの演技、とてもイイです。前から表情豊かでチャーミングだったけど、大人の色気と迫力が出てきました。もうちょっと順位が上でも良さそうなのに、ショートがよっぽど悪かったのかしら?

長洲未来は……太りましたよね? ちょうど体型が変わるときなんでしょうが、それで今イチ、調子が悪かったのかもしれません。太ったと言えばレイチェル・フラットも。もともとぽっちゃり体型だったけど、更にぽっちゃりしてません? 途中まで(それでもトップクラスの滑りができるんだからスゴイなあ)と思ってましたが、後半は明らかにスタミナ切れって感じでした。フラットの演技好きなので、なんとか持ち直して欲しいです。

アシュリー・ワグナーのプログラムの『ブラック・スワン』も良かった。ワグナーの演技っていつも同じ系統の雰囲気なのですが、これはちょっと違いました。黒い衣装を着るのも珍しいんじゃないのかな? あ、黒鳥の挑戦的で誘惑的な演技はできてません。でも彼女は映画のヒロインと同じ「白鳥はできるけど、黒鳥はできない」って外見で、だからヒロインの苦悩に演技が重なるんですよねー。いいプログラムを選んだなあ。

鈴木あっこちゃんの得点は、正直びっくりでした。得意のストレートラインステップを最後に持ってきたのが良かったのかな? あっこちゃんの得点にはいつも「え〜もっといい点がでるでしょ!」と思うのに、今日は「えっ、そんなに高いんだ!」と思いました。だってけっこうジャンプを失敗してましたよね? いや私もフィギュアの魅力はジャンプだけにあるんじゃない、あっこちゃんの魅力は表情とステップだ、と思っているのでいいんですが、今までと扱い違うようで驚いちゃった。でも2位は、嬉しいです。

そして優勝のトゥクタミシェワ。ジャパンオープンのときは褒めましたけど、今回ちょっと感想変わりました。確かに上手い。スピード感あるし、軽々とジャンプするし、切り替えもできてる。でも、レオノワ、あっこちゃん、ワグナーの後では、やはり演技が浅いです。彼女はこれからの成長が楽しみですね。浅田真央も安藤美姫も、若いうちの演技は今イチでしたもん。……というワケで、「大人の女性っていいなあ」がカナダ大会の感想でした。

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