2011.10.30(Sun)

U、Yと一緒に山歩きをしてきました。「この日しか合わないね」と決めたスケジュールでしたが、天気予報は土曜日快晴、日曜日は曇り後雨。予報士の皆さんは口を揃えて「秋の行楽は土曜日に♪」とおっしゃいます。でも仕方ないじゃない、土曜日は人が揃わないんだもの! というワケで、私も土曜日は青い青い空を眺めてため息をつきながら、修理の済んだ車を引き取りに行ったり(とてもキレイに直してもらいました)なんだりして過ごしました。

さて当日。まだ真っ暗な中起きだして、電車に乗ります。ちょっとずつ明るくなっていく空はうろこ雲に覆われてはいますが、まだその向こうに青空も見えています。頼む、夕方までもってくれ〜。途中駅でYとUに順次合流し、小田原駅で降りて8時10発の桃源台行きのバスに乗り込みました。予報士さんたちのおかげか、今日の登山者はそれほど多くはなさそうです(それでもバスはほぼ満席になりましたけど)。

出発から40分弱の仙石バス停でバスを降り(料金970円也)、舗装道路をちょっと歩くと右手に金時山を示す道標があります(道路の反対側にトイレあり)。これに従って右折し、のんびり歩いて行きましょう。今日は登り70分、下り60分のお手軽コース。いっくらのんびり歩いても、それぞれ2時間はかからないでしょう。舗装道路から山道に入る地点にも、コースを示した大きな案内板があって、わかりやすいです。

金時山金時山

左:ここから山道/右:前を行く父と息子の親子連れ

最初のうちは木々の中を歩くのですが、ちらちらと陽射しもこぼれてきていて、「思ってたよりいい天気だね〜」と声が弾みます。今日のペースは、1月の陣馬山からどこにも登っていないというUにお任せし、お喋りをしながらゆっくりゆっくり登っていきます。同じバスで来た人たちには先に行ってもらったので、かなり静かな山歩きが楽しめました。順調に辿りついた矢倉沢峠からは、以前の明星ヶ岳から金時山への縦走で通った道。……のハズなんですが、記憶力に乏しい私のコト、「この先はどんな?」と聞かれても、ほとんど答えられませんでした(実際にその場所に到着すると、こんな感じだったな〜とは思い出すんですけどね)。

金時山金時山

左:この手の花はちっとも見分けがつきません/右:矢倉沢峠。金時山まであと40分……てコトは私らの足じゃ1時間か?

でも、前回は矢倉沢峠からの登りがかなりキツかったのは覚えています。今回はまだまだ元気なうちに峠に到着したので、その後も余裕を持って歩けました。どんどん登って振り向くと、箱根の町が一望できます。箱根駒ヶ岳方面の山の中腹からは、白煙がもくもくと湧きあがっています。「あの辺りが大涌谷かな〜?」。最後の岩場の連続で、岩の苦手なUの元気がちょっと無くなりかけましたが、降りてくる人たちの「あと少しだからガンバって」の声に励まされながら登ります。

金時山金時山

左:さっきのより花びらの先が尖っています/右:竜胆(リンドウ)

金時山

ちょっと景色がひらけたのでスイングパノラマ

金時山金時山

左:赤い木の実も秋を感じます/右:仲良く箱根の町を撮るUとY

金時山

いい色に染まってます

そして到着した山頂からは、傘雲をかぶった富士山が、裾野まできれ〜いに見えていました。今日は天気が悪くて富士山は無理かも、と覚悟していただけに、すごく嬉しい! こっちのルートから登ると、最後の最後まで富士山が見えないので、ドラマチックですね〜♪ そしてもう一つビックリしたのが、山頂の人の多さでした。お手軽コースだからか、子供連れのグループや年配のグループ、団体さんまでいっぱいで、山頂から人が溢れそうです。

金時山

どーんっ!

金時山

この時期の富士山って、雪、無いんだっけ…?

金時山

引いてみるとこんな。見よ、この人出

金時山

曇ってるのに意外と遠くまで見えます。芦ノ湖の向こう、雲の上に顔だけ出して連なっているのはどこの山だろう?

でも思っていたほど寒くなく、外で食事ができそうなのも嬉しい。マサカリを担いで写真を撮って、テーブルの空きを待ち、昼食にします。私は金時茶屋できのこの味噌汁(400円也)を注文し、持参のお握りと一緒にいただきました。大きなナメコと椎茸、厚揚げ、ネギが入っていてウマウマ〜。目の前にはどーんと富士山、風もほとんどなく、大満足の食事になりました。食後、茶屋に入って飾ってある昔の写真なんかを眺め、皆で登頂記念の記帳をしました。あ、金時娘さんも奥にいらっしゃいましたよー。

金時山金時山

左:マサカリ持って、お約束の写真/右:金太郎さんとツーショット

金時山

今回「可愛い可愛い」と注目の的だった、金太郎さんのお尻

金時山金時山

左:金時茶屋/右:今日のお昼。温かい汁物が嬉しい

金時山

山頂からのスイングパノラマその1

金時山

山頂からのスイングパノラマその2

山頂のトイレは、バイオトイレになったからなのかな? 100円に値上がりしていました。それでも、山頂で清潔なトイレを使えるのはありがたいものです。下山は来た道を下り、途中の分岐から公時神社方面に向かいました。最初のうちは、山の中腹を巻くようについている道が気持ちいいコースでしたが、樹林帯の中に入るとただひたすらの下りとなります。「こっちから登るのはあんまり楽しくないかもね」とUは言っていましたけど、私はこっちを登りに取ってもいいなあ。視界が開けたときの気持ちよさが、より劇的になる気がしますもん。

金時山金時山

左:金時宿り石。つっかい棒がけなげです/右:公時神社。麓の紅葉はまだまだこれから

金時山

苔むした石灯籠

公時神社に着き、「無事に歩けてありがとうございました」と手を合わせた瞬間、ぽつぽつと雨が降り始めました。おお、いいタイミング! ここからまた仙石バス停まで歩かなきゃいけませんけど、山道で降られなかったのは幸いでした。かなり早い時間に降りてきた余裕から、バス停まで歩く途中のカフェで一休みをしてしまいましたが、バス停に着くと長い行列ができています。しかも間もなくやってきた小田原行きのバスは「次のに乗ってくださ〜い」と言い残して、ドアも開けずに通り過ぎてしまいました。

結局、次の小田原行きが来るまでバス停で30分ほど待ち、乗ったら乗ったで渋滞にハマって、40分弱の行程が帰りは1時間半もかかってしまいました。前回も渋滞だったし、休日のこの道路は毎回混むのかなあ? 小田原駅まで着いてしまえば後は順調、途中の駅にKを呼び出して、4人で飲んで食べて飲んで食べて飲んで食べて帰りました。今日消費したカロリーより、摂取したカロリーのほうが絶対多いけれど、楽しかったからまぁイイや!

*****

■仙石バス停(9:05)→金時山登山口(9:18)→矢倉沢峠(9:43-9:55)→金時山1,213m(10:55-12:09)→分岐点(12:32)→金時宿り石(13:13)→金時神社(13:33)

上:ジオラインL.W.ユニクロフリース。下:ユニクロ ヒートテックタイツ+phenixタイツ+M.H.W.スカート。他:タオルマフラー。携行のみ:タホジャケット、雨具上下(サンダーパス)、PuroMonteフリース手袋。カメラ:SONY DSC-W350

2011.10.28(Fri)

大西巨人『神聖喜劇』読了。いや〜分厚い文庫が5冊もあって、大変だった! で、その長さにもかかわらず面白かったです。三浦しをんさんの書評を読まなければ存在も知らない本だったけど、3巻目ぐらいからはすっかり引きこまれて、幾夜も夜更かししてしまったくらい。第二次世界大戦下の対馬要塞重砲兵連隊での教育期間の3ヶ月を、人並み外れた記憶力を持つ二等兵東堂太郎の目線で描いた小説なのですが……。

もうこの東堂が脇道に逸れまくる。記憶力がいいものだから、何かを見聞きするたびに別の何かを思い出したり考えたりして、かつて読んだ本からの引用やら、そこから更に思い浮かべる文章やらが延々、延々、延々と続きます。こうゆうのが面白い人もいるんでしょうが、読んでも3秒で忘れる私にはこの辺りはハッキリ言って退屈で、この小説を読み返す際には、すっ飛ばすかも知れません(でも合間に東堂の感想や考えが入ってくるので、無下にもできないんだよなあ〜)。

では何か面白かったかと言えば、登場人物たちです。これを群像劇として読むのは間違っているのかも知れないけど、私は群像劇が大好きだー! 勝手にそう、読みました。しをんさんお気に入りの「陰のある冬木」ももちろんイイ(←私は瞳が蒼く光るところがお気に入り)んですが、東堂が軽蔑するタイプの人間たちも、またそれなりに魅力的。東京かぶれの吉原の「なんとかでさぁ」の口調はムカつくし(でも彼も最後の最後で……)、学歴に弱い神山上等兵の「写真を交換しよう」から「自分のだけでも上げるから…」の流れには、大笑いしました。カワイすぎ!

理想家の村上少尉は怖いです。こうゆうタイプが、一番怖いかも。もしも虐殺が祖国のためだと理屈がつけば、迷わずやってしまいそう。話の分かる村崎古兵も会話で楽しませ、行動で魅せてくれるし、得体のしれない迫力の大前田軍曹の人物もいい。彼のサディスティックな面を憎み恐れると同時に、その公平さや実体験からくる言葉の重み、軍人としての能力を賛嘆してしまう東堂の気持ちもわかる気がします。

そして、この人たちが皆、とにかくよく喋るのです。村上少尉と大前田軍曹の話なんか、いつ終わるのかと思ったよ〜。東堂たちはいったいいつになったら昼食にありつけるのかと、何百ページ喋るつもりなのかと、何度もツッコミたくなりました。でも、そうゆう会話よりも私が好きだったのは(そして私がこの小説の最大の魅力だと思うのは)、東堂や隠れインテリの生源寺と、学のない橋本、鉢田、曾根田ら戦友たちとの会話です。

なんせ共通言語がないので、東堂たちは難しい言葉を使わずに説明しようとするし、橋本たちは理解しようとしながらも、結局直感に従ってしまったりもする。東堂を人間にしているのは、彼らです。私ゃ、彼ら相手に自分の気持ちをどう説明したらいいのかわからず、しどろもどろになってる東堂が好きで好きで……! 皆が「おまえの言いたいのはこうゆうコトか」とわかるまで掘り下げようとする、男性キャラには珍しいその姿勢も、好き。

でも、群像劇として読んでしまったばかりに、知りたくなるのです。この登場人物たちのその後は、どうなったのか。戦争が終わった後も、彼らの交流は続いたのか。そもそも誰が、生き残ったのか。あ、東堂の心を何が決定的に変えたのかは、想像がつかなくもないです。たぶん。きっと。

2011.10.22(Sat)

早いものでもう1年。今日は父母の一周忌でした。未だに2人がいないコトに慣れず、時間が空いたときにふと「あ、電話しようかな」とか思ってしまう。なんだかますます、寂しさが増していくような気さえ、します。いつか、慣れるのかな。慣れてしまうのかな。それはそれで悲しいような。

朝起きたときはざざ降りで、お墓の前にお坊さんにお経を上げてもらう簡単法要の予定だったから、「どうなっちゃうんだろう…」と心配しましたが、法要の間だけ、雨は止んでいてくれました。石屋さんにお坊さんを手配してもらうんだけど、毎回違う人が来てそれぞれ個性があるので面白い。今回のお坊さんが口を開いたとき、あまりにいつもと違うので(あれ、私、宗派間違って頼んでないよね?)と不安になっちゃうくらいでした。

法要が終わってお坊さんが帰った途端に、雨がぽつぽつ降り出します。石屋さんに寄ってからの帰りは、かなりざざ降りでした。でも伯父宅近くまで戻って車を出るときには、また雨が上がっています。タイミングいいな〜。ちょっと改めた食事の席を設けて皆にお礼を言って、今日の予定は終わり……じゃなかった。車を板金屋さんに持って行かなきゃいけないんだった。

今日の移動に使う予定があって車を修理に出せなかったので、私の車にはまだ傷がついていました。朝、私らが集合時間に遅れてギリギリに伯父宅に辿りついたから、早く霊園に向けて出発しなくちゃいけないのに「で、傷はどこだ」「見せろ」「あ〜運転席側か。一番ダメだな。反対側だったらまだいいのに」と姦しい父方の親戚たちが、私はかなり好きです。

2011.10.18(Tue)

有川浩『キケン』読了。

『植物図鑑』、『フリーター、家を買う。』ときて有川さんの本はこれで3冊目なのですが、やっと分かってきました。有川さんの書かれるのは「ありえないくらいとんとん拍子な物語」なんですね! ……とは言っても、貶しているワケじゃありません。以前私はアン・マキャフリーの作品を「私好みのご都合主義」と評して妹に怒られたんですが(「別に悪口じゃないよ! 私好みって言ってるじゃん!」と反論)、読んでて楽しくてほんわか温かい気分になるので、そうゆう話、キライじゃないんですよ。

この話は、某工科大学の「機械制御研究部」(=「キケン」)という強烈すぎるサークル活動の思い出を、卒業後10年経った某OBが妻に向かって語っている、という体裁になっています。内容は全然違うんですが、私は桑田乃梨子さんの『男の花園』を思い出しました。あの話も大好きなんだけど、でもラストはちょっと切ない。そこで花火を打ち上げて切なくしないのが、有川さんが有川浩である所以なのでしょう。おバカで楽しそうで、これは男のコたちの物語なんだけど、やっぱ「女子が書いた男のコの物語」だと思う。その辺りも含めて、楽しく読みました。

でも、でもね……。これを言っちゃうとラストぶち壊しだと思うんだけど、(激しくネタバレ→)語り手が大学に寄り付かなくなっていた気持ちはわかるんだけど、なんで同期の皆は一言「学祭で皆集まってるから来いよ」と言ってあげなかったの? そしたら彼は妙な覚悟決める必要なんかなかったのにー。

2011.10.16(Sun)

今日は伊豆に潜りに行ってきました。土曜日は天気予報が悪かったから日曜日にしたのに、朝起きると雨が屋根を叩く音が大きく響いています。(あ〜あ、残っちゃったか……)。ガッカリしましたが仕方ありません。が、家を出るときには雨はほとんど止んでいました。空はど〜んよりだけど、降らなきゃヨシとするか。途中駅でUと合流し、爆睡しているうちにいつもの駅に着きます。お迎えのTさんによると、朝は晴れていて暖かかったのに、電車が到着するちょっと前にスコールのような雨が降って、一気に肌寒くなったそうです。くそー。

先に着いてショップで待っていたのは、何回かご一緒したことのあるO林さん。今日のゲストは私らと彼の3人だけでした。ショップの目の前の海は風で波頭が白く立っていましたが、西風だから東がいいとの話だったので、ポイントは富戸に決まります。迷うのはドライかウェットか、です。私はお直しに出したウェットを着ておきたいので、とりあえず1本目はウェットで潜り、寒かったら2本目はドライにするコトにしました。準備を進めている間に薄日が差してきて気温も上がってきたので、Uもとりあえずウェットでいくそうです。

富戸は、めちゃ混みでした。ウェットでしか潜らない人たちが、最後に、とやって来ているのかもしれません。「天気は回復傾向」の予報が当たって(予報より早かったけど)、空からは雲がどんどん流れて消え、青空が広がってきています。エントリー口の列に並んで水に入ると、うわ、冷たいっ。そして、青いっ。これはちょっと期待できる海なんじゃないでしょうか。潜降に手間取ったUが下りてきて、全員揃ったトコロで移動開始。今日はやけにツノダシが目につきます。

最初は冷たいと思った海ですが、しばらくすると慣れてきました。浅瀬では南洋系の幼魚が戯れてるし、キンギョハナダイはひらひらと鮮やかだし、深場に行っても明るい光が届いていて、ガラスハゼやら小指の先サイズのアオサハギやらアカホシカクレエビやらが楽しませてくれます。富戸に来るとたいてい浅瀬をそのまま戻るのですが、今日はエキジット口が混んでいるのが予想されるので、深場の中層をぐるっと回り込んでのエキジットでした。これが、気持ち良かった〜。

キレイだとは思っていたけど、この日の透明度の良さを時間したのは、この中層移動でした。自分と海底の間に何もないので、ホントに宙に浮いているみたい。海底から5〜10mの高さで飛んでいる感覚です。こうゆうのは久しぶりで、初心者みたいに感動してしまいました。そして回り込んできた上がり口付近は、混み混み。待っていると次から次へと人がやってきて、なかなか順番になりません。その辺りにナンヨウツバメウオがいるって話だったので探してもみたんですが、見つからず。

やっとのコトで隙を狙ってエキジットし、2本目の用意をして昼食休憩に入ります。車を停めた場所が日陰だったので、陽の当たる堤防まで行ってお昼を食べました。風除けに上着をはおってはいましたけど、陽射しが強くて暑いくらい。こんな天気になってくれるとは思わなかったなー。1本目で潜降に苦労したUがウエイトを増やそうかどうか迷っていると、Sさんが久しぶりに聞く口調で「何百本も潜っている人に今更言いたくないけど、まず潜降姿勢が悪いよね」と言い始めました。きたー、講習モード! つい大喜びしちゃいます。

んで2本目。Uの潜降指導を無事済ませ、今回は砂地を目指しました。深度を下げてゆくと、サーモクラインというホドではないんですが、途中で水がひやっとするのを感じます。休憩中に寒さは感じなかったけど、下半身はウェットを着っぱなしで風に吹かれていたから、多少は冷えてしまったかな。ホウボウやらヨメゴチやらを見て、メインは久しぶりのミジンベニハゼでした。……が、黄色い頭がちらっと見えるだけ。私はワリとすぐに何を指されていたのか分かったのですが、O林さんは何を見ろと言われているのか、なかなかわからない様子です。

写真を撮るのに近づきたかったけど、すぐに引っ込んでしまいそうなのでSさんから「寄るな!」の合図が送られてきます。わかったよー、と、ぎりぎりのトコロで証拠写真だけをゲット。でも後で聞くと、O林さんは結局何を見ればいいのかわからなかったそうな。今までミジンベニハゼを見たことがないそうで、Sさんは「ちゃんと事前に説明すれば良かった」と反省してました。私は、移動するときに(もうちょっと寄ろうかな)と思ったのですが、後ろから次のグループが近づいてきていたので諦めました。

1本目は寒さを感じなかったのですが、2本目は30分を過ぎるとかなり寒くなってきます。ちょっと緩めに作ったウェットの中で、水が動くのがハッキリわかる。なのに、浅瀬に戻ってからがこの2本目は長かった〜。1本目で見そびれたナンヨウツバメウオを、延々、延々、観察させてくれたのです(正直、途中で「もういいよ〜」と思ったくらい)。でも浅瀬の明るい水の中で、ナンヨウツバメウオの群とちょうどやってきた若いアオリイカの群が交差する光景は、かなりお得感がありました。

「To-koさん、唇が紫!」。水から上がると真っ先にそう言われました。だって寒いもん! 器材を片付けようとすると、「まずシャワーを浴びなさい」と器材を取り上げられるくらいだったから、よっぽどヒドい顔をしていたんでしょう。温かい湯をウェットの中にだぼだぼ入れて、器材を片付け、もう一度熱いシャワーを浴びて乾いた服に着替え、やっと唇に色が戻ってきました。この天気でこんなに寒い(水温は20〜21度p)なんて、こりゃもう今年のウェットはこれで最後!

ショップに戻ってゆっくりログ付けをし、営業部長のC太に遊んでもらって、帰路につきます。途中駅でUと呑んで食って(手作りさつま揚げがめちゃウマでした)、あ〜楽しかったね、な1日でした。秋の海は、これからが本番。また行くぞー。

2011.10.10(Mon)

この連休は、U・Kと一緒に那須高原の宿泊所でのーんびりまったり遊んできました。「とにかくダラける」と、普段まったくダラけていないかのように意気込んで(意気込んでダラけるってのも変ですが)、まずは土曜日朝にKと出発。ときどき渋滞にハマッたりもしましたが、なんとか昼前に目的地に到着します。お昼は観光牧場でハンバーグをがっつり頂きました。何度も来ている牧場ではありますが、一度も食事をしたコトがなかったんだよね。那須に来るのは久しぶりだったけど、あんまり変わりはないようです。

那須での休日那須での休日

暖炉のあるレストラン

那須での休日

ホワイトソースがくどくなくて美味でした♪

後は買出しをしたり、さっそくゴロゴロしたりして、遅れで合流するUを待ちます。Uがやってきたら、きのこの炊き込みご飯と秋鮭の味噌仕立鍋でがっつり夕食。地物の立派なしし唐は玉ねぎと一緒におかか和えにして。昼から運動もしていないのに、食べられるのだから不思議なもんです。食後は温泉に入って、Kが次から次へと注いでくれる酒を呑んで呑んで……。体力が尽きた頃、布団に入りました。寒い寒いと脅かされていましたけど、そんなに冷え込んではいません。つか福島で慣れてるっつーの。

翌日曜日は遅めの朝ご飯を作って食べ、また温泉に入ってダラダラ。昼近くになって「ちょっと出かけるか」と、沼っ原湿原へと向かいました。うねうねの山道をひたすら登り、舗装してないガタガタ道(←一部だけだけど)に怯えながら辿りついた駐車場は、路肩まではみ出した駐車車両で溢れていました。へー、こんな人気のスポットなんだ! しかし私らが現地に着いたのはお昼すぎ。そろそろ帰る人も多く、駐車場内もちらほら空いてきています。

車を停めて、ゆっくり10分ほど歩けば湿原です。駐車場から見えていた広い水面は発電用の調整池だそうで、湿原はそこよりちょっと低い場所にひっそりと広がっていました。一周しても30分もかからなそうな、小ぢんまりした湿原です。駐車場の混み具合のワリに、人も気に障るほど多くなく、のんびりたらたら歩きました。ここ、ニッコウキスゲも咲くらしいから、今度はお弁当を持って来てもいいねえ、とか話しながら。ちょっとだけお散歩したい気分のときには、なかなか良さそうな場所でした。

那須での休日

雲が多いのが残念。日光に輝く草紅葉は、さぞかしキレイだろうなあ

那須での休日那須での休日

左:静かな散策が楽しめます/右:貴重な彩り、下野草(シモツケソウ)

那須での休日

木々の紅葉はまだやっと始まったばかり

那須での休日

駐車場と湿原の間の森も、またいい感じ

那須での休日那須での休日

左:駐車場から望む調整池/右:しっかり紅葉してる木もありました

那須での休日そこからの帰り、昨日も行った観光牧場に寄ります。ちょっとおなかが空いたけど今がっつり食べたら夕食入らないよねえ、ってな時間帯だったので何か軽食でもあるかと思ったんですが、ピロシキくらいしか無かった……。私は揚げじゃが芋をいただきました。サービスで黒胡椒入りバタークリームがついていて、美味しかったです。そこからまたスーパーに寄って帰った後は、また宿泊所でまったり。

ところで私たち3人、長い付き合いなので揃っていいお年になっています。だからお喋りしていると、固有名詞が出てこないコトがしばしばです。特に、Uが芸能関係の話をすると、私もKも疎いのでさっぱり正解が出てきません。「○○ってドラマに出てる…」「ごめん、見てない」「あの映画で主演を…」「ごめん、それも知らない」の連発なんですもん。そんな中、Uがまた映画の題名で詰まりました。「ほら、人殺しに間違われて追いかけられる……」「『悪人』?」「いや、それじゃなくて」。

その瞬間、正解が私の頭に浮かびました。映画は見てないけど、原作読んだからこれは知ってるぞー! 「わかった、『ゴールデン・レトリバー』だ!」「……ありがと、思い出した。『ゴールデンスランバー』だ」。……あ、頭の中では正解してたんですよホントに。脳から口までのどっかで変換されちゃっただけだってばさ! そんなに笑わなくてもいいじゃんかー。

しかし人の記憶って不思議なものですね。以前、やっぱりUと話しているときに、「フリーメイソン」って単語が出てこなかったんですよ。そのときはどうしても思い出せなくて、そこから別の話題に移ってしばらくして、会話の中に「ホルムアルデヒド」って単語が出てきたんです。そしたらその瞬間、2人して言葉を止めて遠くを見るような目つきになって、「……メイソン?」「フリーメイソン!」「それだ!」とやっとシナプスが繋がりました。けど、ホルムアルデヒドのどこにフリーメイソンを思い出させるもの(しかも2人同時にだ)があったのか、謎……。

そう言えば(って全然脈絡ない話なんですが)、今回なんとなーくTVをつけていたので、日曜の午前中は子供向けのアニメとかヒーロー物とかが流れてるときがありました。それに皆、ツッコむツッコむ。思わず「皆、子供の頃の純真な心を無くしているよ……」と呟いた私ですが、次の瞬間、TVから「ヤツには覚悟がある…!」という台詞が聞えた途端に、「私、覚悟とかやる気だけでどうにかなる話って大っキライ!」と叫んでしまったのも私です。「To-koも黒いじゃん(心が)」と、もちろんすぐさまツッコまれました。だって大人なんだもん仕方ないじゃん。

最終日もまた朝から温泉を楽しんで、宿泊所の周りをぷらぷら散歩して、夕方になってから帰路につきました。ホント今回は、何にもしなかったなあ〜。でも友人とだらだら無為に過ごす時間、けっこう好きなのでした。いかにも休日!って感じがしませんか?

那須での休日那須での休日

左:散歩の途中に見つけた蛇。近づいても逃げないのでよくよく見てみたら……/右:きゃーっ、お食事中でしたかーっ

那須での休日

蛇の食事で日記を終わるのはなんなので、宿泊所の庭に咲いてた竜胆(リンドウ)でも

2011.10.2(Sun)

書きためている日記は山ほどあるんですが、UPする時間がない〜!(←それは休みだからって1日中寝ていたりするからであろう。今日みたいにな!)

というワケで(?)、近況。昨日は傷つけた車を持ってディーラーさんに行ってきました。「あ〜ドア交換で16万ですね〜」。!。ま、ディーラーさんだと修理より交換になるから割高って話は聞いてたので、却下です(←保険等級を落としたくないんで、今回は自費修理予定)。夕方の予定までにまだ時間があったので、次はネットで目を付けた板金屋さんまで行ってみます。「う〜ん、10万+消費税ですかね〜」。ちなみに最安値ではメール見積で5万8千円ってのをもらってます。値が違いすぎる。どうすべき?

んでその後は、伯父宅に行って父母の一周忌の打ち合わせ。つか法要の手配はもう済んでいるので、お清めの食事の打ち合わせ。伯父がいい店を見つけてくれていたので、そこに行って予約をして、ついでに軽く飲んで帰ってきました。帰ってTVをつけると、フィギュアスケートのジャパンオープンが始まっています。ぎゃー、小塚くんを見逃した!(あとアモディオも)。

ん〜。しかし、皆ボロボロですねえ〜。シーズン始めってこんなものだっけ? 安藤美姫なんか、昨シーズンの安定っぷりが嘘のようです。高橋大輔もパトリック・チャンも、シズニーもロシェットも転ぶ転ぶ。そんな中で安定していたのは、鈴木あっこちゃん。いや危なっかしいジャンプもあったけど、でもあの中では健闘していたでしょう。「今回はストーリー性のないプログラム」とか解説されていたけど、ミュージカルの曲を使ってないだけで、ストーリーあったと思うよ? ストレートのときの表情見てご覧な。

同じようにいい感じだったのは、レオノワ。彼女も今までとはひと味違う雰囲気だったけど、でもやっぱり表情の豊かさは特筆モノです。迫力あって、好き。あと初めて見る(怪我をしたサラ・マイアーの代わりに急遽出場が決まったそうです)エリザベータ・トクタムショワの演技も、メリハリがあってとても好みでした。曲のテンポが変わるときの切り替えが、すごくいいの。まだ若い選手なので、この雰囲気を保ったまま成長して欲しいなあ〜。

しかしもう1年か。またこのシーズンになったのか。早いね。

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