2010.3.29(Mon)

2010世界フィギュアスケート選手権を、今回は録画ミスなく全部見られました。オリンピックが終わって間もないからか、えっこの人がこんな場面でミスを?ってのが多かった気がします。以下、ざっと感想を。

ええええ〜っ、どうしちゃったの織田くん! あのバランスのいい彼が、ジャンプを全部失敗。その後もバランスを失ってグラつく場面が何回か。体の調子でも悪いんじゃないかと心配になっちゃうくらいでした。シーズン最後がこれだなんて、残念……。小塚くんは、まぁあんな感じでしょう。彼は柔軟性があって一つ一つのポーズも決まるし、演技の流れがすごく美しくて好きです。あとはジャンプが全部決まるようになって、知名度が上がれば、結果はついてくるでしょう(←って、だから何サマ…?)。

高橋大輔はさすが! おめでとう! いや〜復帰前に私がこんなコトを言うようになるとは、夢にも思わなかったです。彼は日本人離れして、客席へのアピールが上手いですよね。今大会では、高橋かジュベールか、というアピールっぷりでした。2位のパトリック・チャンは好きじゃないので、別にどうでもイイや。あ、ライサチェックの代わりに出たとかいうアメリカの若手選手は良かったです。早く世代交代して欲しいな〜、アメリカ男子だけ。

ペアやアイスダンスは、相変わらず冷遇されてました。ま、日本関係の選手と上位2組だけとはいえ、見られないよりはマシですけど、ホントはアイスダンスをオリジナルダンスから放映するくらいは、やって欲しい……!

女子も乱れましたね。キム・ヨナのショートにはビックリしました。こゆの見ると、彼女も人間なのね〜とホッとします。でも、フリーで2位まで巻き返すのが、分からないなあ。だってフリーの出来も、悪かったですよね? はっきり分かるミスが2つもあったのに、フリーだけで言うと1位なんて、嘘だ〜。TVで見る限り、なんでそうなるのかが分からないんですけど、生で見たらスピードが全然違うとか、そうゆう違いがあるのかしら? 全般的にジャッジが厳しいと思ったのに、キム・ヨナにだけは甘いんじゃ?

キス&クライで出た点数見て、ええって顔をしている選手がたくさんいましたね〜。その中でも、1位から7位に転落してしまった長洲未来は可哀想でした。確かにミスはしたよ? でも点数引きすぎじゃない? 安藤美姫のフリーもすごくイキイキとしてて良かったのに。今シーズン一番の出来じゃなかった? 終わった瞬間の彼女の顔を見て、こっちまで嬉しくなるくらいだったのに。

鈴木明子はショートで生彩欠いていたので、あの順位でも仕方ないかなあ。フリーは多少のミスはあっても、だいぶ持ち直していてホッとしました。ブランクがあった分、まだまだ引退とか考えずに続けて欲しいです。浅田真央は、ショートでもフリーでもトリプルアクセルがダウングレードされちゃったのが残念でしたけど、これでシーズン締めくくれて良かったですね〜。ジャッジがなんと言おうと、私は今大会の彼女の演技は好きでした。

2010.3.27(Sat)

金曜日の大打撃があった後ではありますが、両親が田舎に戻る日でもあるコトですし、予定どおりに久しぶりの海へと行ってきました。つきあってくれたのはY。ありがとー。さすがに今日は1人じゃなくて良かったです。

途中の駅で待ち合わせしたYとは、どんよりした空を見上げながら「寒い」「こんな予報じゃなかった」とボヤきあいます。どうせ海は春濁りなんだろうから、陸上くらいは気持ちよく晴れて欲しかったなあ〜。それでも、名前だけでも「春」だからか、いつもは途中で空く電車がこの日は最後まで混んでいました。Yと別々に座れはしたものの、これじゃちょっと朝ごはんは食べにくい……。寒い上に空腹なまま、いつもの伊豆の駅に到着です。ショップからはTさんが迎えに来てくれていました。伊豆でもやっぱり風が冷たい!

電車にはダイバーの姿も増えてきていましたが、この日のゲストは私たち2人だけ。今年は私も例年ほど頻繁には来られなさそうだし、心配になってしまいますが、きっと今日は寒いからね!と自分を誤魔化します。東伊豆はちょっと波がある、という話でしたので、この日は久しぶりの西伊豆、井田に行くコトになりました。「菜の花が見られるね!」と喜んでいる私たちに、「残念〜。もう刈っちゃったんですよ(←田んぼに植えてあるので、田植前に刈られてしまいます)」とTさん。うわ〜、もうそんな季節?

準備を済ませ、車の中で朝ごはんを食べながら、西に向かいます。最近ケガ続きで、今日も最初は留守番をしていると言ったSさんも一緒です。どうやらショップとしても井田が久しぶりで、サービスに挨拶に行きたかったみたい。おっとそうそう、私はカメラをレンタルしました。前回調子悪かったハウジングを修理に出してみたんですけど、修理不能との回答で、新しいカメラを買わなきゃなのです。くそー、今のカメラ気に入っているのに! カメラ本体はまだ壊れていないのに!

食事をしたりお喋りしたりうとうとしているうちに、井田到着。残念ながら低い雲がかかっていて、富士山は見えません。でも海はベタ凪で、到着した頃から青空も広がってきました。風も止んだし、これなら陸上は大丈夫そう♪ 遠くまで来た甲斐があるってもんです。珍しく1ヶ月以上も間が空いているので、ちょっとドキドキしながら器材をセッティングし、「透明度は期待しないでくださいね!」というTさんの台詞とともに海へと向かいます。

井田の海は沖に向かって急に深くなっています。最初の頃は中性浮力もまともにとれなかったから、底なしの暗闇に引きずりこまれそうな気がして怖かったけど、今はもう慣れたもの。1ヶ月のブランクもなんのその、斜めな海底から適当に距離をあけて水に浮かびます。水温は13℃。伊豆の1年を通じて、一番低いラインです。春濁りで浮遊物が多くて光が差し込まず、海の中は暗い。寒くて暗いので魚たちも岩陰からあまり出てきません。なのに―――。

すごく、すごく、すごく楽しかった。楽しくてたまりませんでした。今回は私の333目のゾロ目記念ダイブなので、水中で記念写真を撮ってから、ここ最近の心配事も忘れ、ただ浮かぶ。泳ぐ。魚の影に目を凝らす。砂地のハゼたちにになるべく近づいてみる。ウミウシを探す。そしてまた浮かぶ。やっぱりたまには、ムリをしてでも、こうゆう時間を持たなきゃダメだと痛感します。ホントに、今日、来て良かった……!

1本目はさして珍しい生き物はいなかったけど、久々のダイブってだけでもう満足です。深場を移動し、トウフ(=四角いコンクリの塊)の辺りから徐々に浅瀬に移動して、エントリーポイントに戻りました。浅瀬に出ると、海面がきらきら光っているのが分かります。どうやら青空が広がりきってくれたみたい♪ すっかり冷え切った体で浮上して、太陽に迎えてもらうのはありがたいものです。

Yがスムーズにフィンを外せず、外せずにいるうちにずるずると岸の方に打ち寄せられていってしまい、それをTさんがタンクを掴んで沖に引きずっていくのを見て、思わず大笑い。ああ、相変わらずだなあ。相変わらずってイイなあ。岸に上がると、Sさんが迎えに来てくれていて、タンクを外したりするのを手伝ってくれます。ふふ、暇そう。早く一緒に潜れるようになるとイイですねえ(←Sさんは足を捻挫中)。2本目のセッティングを済ませ、さあお昼だ、と思っていると声がかかりました。「To-koさ〜ん」。

へ?と思って振り返ると、なんと三浦で潜るときにお世話になっているショップオーナーのK谷さん! うわ、ビックリ。なんでこんなところにいるんですかー、と聞くと、お客さんからリクエストがあって伊豆まで遠征してきたとのコト。うわあ奇遇だ。伊豆に器材を置きっぱなしにしてしまっているので、三浦には年に1度行けるか行けないかなんだけど、必ずまた行きますから!とご挨拶。YはK谷さんがG.W.に企画している大島ツアーに参加するつもりだそうで、いろいろと質問をしていました。

井田に来たら、お昼はやっぱり「木瓜」。店に入って「今日は特製丼ありますか〜?」と聞いてみましたが、残念ながら「水が濁っちゃってて、タカベも取れないんだよね」との返事。仕方ないのでラーメンを食べました。あと1本潜ると思うとガッツリ食べられないし、おなかから体を温めたかったしね。それにここのラーメンも、けっこう美味しいのです。Yと2人でしっかり食べてから車に戻ると、SさんとTさんはビーチチェアでくつろいでました。朝からすると信じられないくらいのぽかぽか陽気です。

333本ゾロ目ダイブの記念写真を、Y、Tさんと私たちも仲間に入って太陽の光を満喫してから(あっ…! 日焼け止め忘れた!)、さあ2本目へ。2本目は浅瀬移動で途中からトウフを狙って深度を下げ、もう少し先まで行ってまた浅瀬を戻ってくるパターンです。現地サービスの方にTさんがハナタツの位置を教えてもらってたけど、見つかるかな? でもホント、浮かんでいるだけで楽しいので、今日は何も見つからなくても別に構いません。Tさんはハナタツは見つけられなかったのですが、ガイドの意地か、オオモンケロを見つけてくれました。さすが!

2本目のほうがウミウシが多かったかな。サラサウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシと珍しいのはいなかったのですが、どれも1〜2cmの可愛いサイズで、何個体かずつ見つけるコトができました。あと、井田と言えばキンギョハナダイやらスズメダイやらの群なんですが……、この日もいたことはいたのですが……、なんせ透明度おまけして5mの視界では、ぼんやりと何かの影があるなあ、くらいにしか見えません。ま、こうゆうときも、あるさ。浅瀬で海底に揺れる光を見てるだけでもキレイなんだから、贅沢は言いません(今日はね)。

陸に上がると、またまた暇してたSさんが世話を焼いてくれます。器材を洗ってシャワーを浴びて着替えて、ショップへ戻り、ログ付け。借りたカメラが私のよりちょっと古いタイプではあったのだけれど、同じメーカーだったので、思ってたよりはちゃんと写真が撮れてました。良かった〜。Yはすっかり寒さ&暗さでメゲてしまったらしく、次はG.W.後にする〜と、久しぶりに器材のお持ち帰りです。あはは、基本リゾートダイバー志向なのに、つきあってくれてありがとー。

西に行ったにしてはまだ時間が早かったので、途中の街まで戻って、軽く飲んで帰りました。料理も美味しかったし、お酒も美味しかった! 今日1日で、ずいぶん発散できた気がします。嬉しいね。

2010.3.26(Fri)

去年の暮れにどっとのし掛かってきた負荷が、2月の時点でぐっと重みを増してしまい、ぎりぎりで持ちこたえてきました。と言っても何とかするしかなく、どうにかこうにか受け入れたと思ったら、今日、また新たな方向から思いもしなかった負荷が。正直、しんどいです。もうできない、と投げ出せたらどんなに楽か。

2010.3.22(Mon)

3月のネコヤナギ

三連休もまた、田舎に帰っていました。こないだと同じネコヤナギが丸々と太って、今にも開花が始まりそう。1日目はぽかぽかの散歩日和で、父母と犬と、いつもの道を歩きました。川の中にいるのは、これは山女かな?川魚 岩魚も生息しているんですよ。釣り人にはワリと知られた清流だったりします。2日目からは天気が変わり、冷たい風に吹かれてきました。今日の帰り道は、今までで一番というくらい渋滞してて、1時間半も余計に時間をかけて帰ってきました。ちょっと疲れた。

2010.3.14(Sun)

村上佳菜子ちゃん、世界ジュニア選手権優勝おめでとう〜! ジュニアで一番、期待している選手なんですよね。独特の愛嬌があって、笑顔が可愛い。前から気になっていたけど、去年暮れの全日本で鈴木明子選手の高得点を、次の滑走順だった彼女がリンク上で祝福しているのを見て、一気にファンになりました。あの舞台での度胸も人一倍だった思うしね。ああ、嬉しいなあ。

2010.3.10(Wed)

Y、Kと一緒にニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ『ジゼル』を観てきました。プロの『ジゼル』も見たかった私と、バレエ漫画にハマっているくせに実際のバレエの舞台を見たコトがないKの思惑が一致し、舞台全般にアンテナ張ってるYにチケットを取ってもらってのお出かけです。でも、プロの舞台を見るのはずいぶん久しぶりな私、ニーナ・アナニアシヴィリが誰なのか、グルジア国立バレエ団が有名なのかどうかも知らず、白紙の状態で舞台を観るコトになったのでした。

『ジゼル』のストーリーはさすがに知っています。貴族のアルブレヒトは村の娘、ジゼルと恋に落ちています。ただし、身分を隠して。恋人同士に割って入りたがっているのが、ジゼルを恋い慕っている森番のヒラリオン(配役表にはハンスとありましたが、ここはやっぱりヒラリオンでしょう!)。ジゼルには嫌われているようですが、ひたすらに愛を捧げるけなげな奴です。

ストーカーのように物陰からジゼルを見つめ続けるヒラリオンはアルブレヒトの身分に気付き、ジゼルの前でそれを暴露してしまいます。その場にはたまたま狩にやってきていた貴族の一行がいて、その中にはアルブレヒトの婚約者バチルダもいるのでした。幸せの絶頂から突き落とされたジゼルは絶望に狂い、死んでしまいます(もともと心臓が弱かったのです)。ここまでが第1幕。

第2幕はウィリの伝説のある森の中(ここにジゼルの墓もあります)。ウィリは精霊というか妖精というか……。結婚前に亡くなった娘はウィリとなり、森に迷い込んできた男を死ぬまで踊らせるという伝説があるそうです。そこに、ジゼルの墓参りにのこのこやってくるのがヒラリオン。ヒラリオンは女王を始めとするウィリたちに追われ、踊らされて死んでしまいます。

ヒラリオンがウィリたちに追いかけまわされている間に、タイミングよくやってきたのがアルブレヒト。彼の前に、今はウィリとなってしまったジゼルが現れます。後悔するアルブレヒトをジゼルは許しますが、ヒラリオンを片付け終わったウィリたちに、やはりアルブレヒトも見つかってしまいます。彼を必死でかばうジゼル。恋する娘は残酷です。ジゼル、ヒラリオンもかばってやれよ! 彼女がかばったおかげか、アルブレヒトが踊り死ぬ前に夜明けが訪れ、ジゼルはウィリたちと共に消えてゆくのでした……。っつー話。

かなり主観入りまくりの粗筋です。アルブレヒトが真剣なのか、それとも最初からお遊びのつもりだったのかは、演出(ダンサーの解釈?)によって違うそうですが、今回は真面目バージョンでした。でも、真面目だろうが何だろうが、アルブレヒトの行動はダメです。自由に憧れるんだったら貴族の身分を捨てろっつーの。ジゼルを愛しているんだったらバチルダとの婚約をちゃんと解消しとけっつーの。それをやらずに真面目なんだといわれても、所詮貴族のおぼっちゃんのお遊びと、鼻で笑ってしまいます。

それに引き替え、ヒラリオンの報われないコト! 好きでもない男が諦めてくれないって、ジゼルにとってはめちゃくちゃプレッシャーでしょうが、でも彼も悪いヤツではないのです。今回の舞台ではジゼルの母に森の獲物をプレゼントしてましたし、前に見たのでは花をこっそり贈ってた(んでジゼルはそれをアルブレヒトからだと勘違いして喜んでた)。自分の暴露でジゼルが死んでしまったのを嘆き悲しみ、墓にまで行っているのにジゼルに助けてももらえない。つくづく報われないヤツです。かわいそうに。

……あれ? ちょっと話がズレました。今回の舞台の感想書こうと思ったのに、ジゼルの話になっちゃった。えーっと、戻して。ニーナ・アナニアシヴィリがすごく良かったです。もうけっこうなお歳だそうですが、くるくる変わる表情も体全体の柔らかい動きも、しっかり10代の乙女です。彼女の体調を心配する母親に「心配ない」と笑う顔も本当に可愛らしくて、アルブレヒトやヒラリオンや、他の皆にも愛されているのが納得のオーラを出していました。

ああ、若い頃の彼女も見たかったなあ! 今でもこんなに可愛いんだから、ホントに10代だった頃はどんなにか! その愛らしい彼女が、アルブレヒトの裏切りを知ったときの狂乱の演技は圧巻でした。今まで楽しくはじけていた表情がすーっと無くなって、周囲の声も耳に入らず、絶望に陥っていく……。思わず泣いてしまったくらいです。ウィリの演技は人間と人間ならざるものの狭間の存在って感じで、ふわふわと軽く悲しく、美しかったです。

アルブレヒト役のアンドレイ・ウヴァーロフは、「ニーナの唯一無二のパートナー」とチラシにありました。確かに2人の踊りの息はあっていたし、ジゼルとラブラブの演技も、嘘がバレたときの誤魔化しっぷりも、ジゼルを失ったときの嘆きも十分に魅せてくれます。が、私はやっぱヒラリオンが好きだなあ〜。役的にもそうなんですが、見栄えも黒髪の彼(イラクリ・バフターゼ)のほうがウヴァーロフより若々しくて、好みでした。あまりテクニックを披露するような振りはなかったので実力はよく分かりませんが、過剰なまでの演技が良かったです。彼が物陰から覗くところとか、ジゼルが狂っていくときの嘆きっぷりとか、笑っちゃうくらいのアピールで目を惹いていました(←褒めてます)。

あとはウィリの女王をやったラリ・カンデルキとか……やっぱりソロを踊る方々は見応えがありますね。1幕ではアジアっぽい顔立ちの男性がかなりいい配役で踊っていたけど―――体格が……。こうゆう、美を追求する世界ってやっぱ見栄えが大きくモノを言います。技術的には高いんだろうけど、他の男性ダンサーに比べるとどうしても下半身が貧弱で、子供にしか見えないのが残念でした。女性ダンサーでも、背が高すぎたり、ちょっと肩幅が広かったりすると、違和感がありますもん。残酷だけど、そうなのです。

主役・準主役級以外は、ちょっと危なっかしい人たちもいました。バレエ団としてはまだまだ発展途中なのかな? 1幕の賑やかなシーンでは多少軸がブレたり振りがズレたりしても、そんなには気にならないのですが、2幕のコールドはちょっとキツかった。全員が同じ衣装を着て同じ振りをするだけに、ちょっとしたズレが目立っちゃう。バラつくとそれだけで人間っぽくなっちゃいますよね。精霊たちとしては、やはり指先まできっちり揃えてもらわないと。足音がときどき気になるのも、残念でした。

そしてやっぱり、バレエはカーテンコールが長い! 今回、舞台の途中での拍手はそんなに気にならなかったのですが(でもウヴァーロフが倒れ込んだ後、上半身だけ持ち上げて拍手に応えていたのには笑っちゃった)、何度も何度も続くカーテンコールには「また〜?」と思ってしまいました。でもファンはやはり、嬉しいのかな?

終演後は、2人と軽く飲んで解散。次は6月に、Kと2人で『白鳥の湖』を観にいく予定です。

2010.3.2(Tue)

会社帰りに美濃ちゃんとデート……というか、正月からこっち、重くのしかかっているコトをぶちまけて、聞いてもらう。誰かれ構わずに弱音を吐けないので、話しているとどうしても泣けてきてしまって、もうぼろぼろ。正直、何をしていても頭の80%はそのコトで占められているし、ちょっと考えるとすぐに涙が滲んできて、自分でも持て余してます。私がびーびー泣いていたって何も変わらないのに、困ったもんだ。でも、溜まっていたものが吐き出せて、ちょっとは楽になったかも。“話す”って行為は偉大だ。

こうなると思ったから今年の目標は「溜め込まない」にしたのに、難しいです。きっとまた溜めてしまうと思うから、そのときはヨロシクね>美濃ちゃん。で……美濃ちゃんも含めて、話をした人が何人か「ちゃんと食べてる? 寝てる?」と心配してくれるのだけど、こんななのにちゃんとおなかは空いて、ばくばく食べてます。夢は見るけど、ちゃんと寝てるし。これじゃ「ちょっと痩せたい」のほうも、実行するのは難しそう……。

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