2008.3.30(Sun)

雨が降ったのでまたもやパン焼き。前回と違って捏ねているときからイ〜イ感じで(そうそうこの固さこの固さ)と成功を確信しておりました―――ら、一次発酵がなかなか進まずにやきもきさせてくれます。レシピに「ぬるま湯」とあったのに、冷蔵庫から出したての冷たい牛乳を使ったのが原因かな。不精せずにちゃんと牛乳も温めるべきでした。

手作りパン手作りパン

でもその後は、二次発酵のときも焼成時もうまい具合に膨らんでくれ、ふわんふわんのバターロールができあがりました。

巻いてないけどバターロール。なんでいっつも割った写真があるかというと、中身を見せたいってのもあるのですが、焼きたての匂いに抵抗できずにその場で1つ食べてしまうからです。

2008.3.29(Sat)_2

重松清『エイジ』読了。

冒頭数ページで(なるしまゆり?)と思ったし、最初のうちしばらくは(オヤジが中学生を書くのってどういう気持ちなんだろ……んで実際の中学生はこれ読んで、どう思うんだろ)とそっちに興味が行ってしまっていたのだけれど、面白かったので途中でちゃんと物語に気持ちが向いてくれました。

たぶん、この本に一番頻繁に出てくる言葉って“わからない”だと思うんだけれど、大人になって楽になった理由の一つは“わからない”をそのままにしておけるようになったからじゃないかなーと思ったり。わからないものは、わからないままに。わからないものに理屈をつけて整理して全てわかったような気になっちゃってる“大人”もいるけど、そゆ人には「なにか取りこぼしてない? それで寂しくない?」と聞いてみたいな。

置いておいて、ずーっとわからないままのものもあるし、わからないことが問題じゃないと思えるようになるものもあるし、一部は“わかった”ような気にもなります。そう思えると“わからない”で焦らなくてもよくなるんだよな―――なんて考えながら読んでいたら、終盤のほうでエイジもそうゆう感じのコトを言い出して、ああやっぱり大人の書いてる物語だなあ、と妙に納得いたしました。

読了後すぐに読み返したのはもちろん、冒頭で思い浮かべたなるしまゆりの『隣の町で死んだひと』。

2008.3.29(Sat)_1

またもや仲間に総フラれ、一人寂しく行ってきました伊豆の海。傷心の私を慰めるように空は晴れ渡り海は……いかにもな春の海でした。はは。

最寄り駅でTさんに迎えられたのが私一人だけだったので、(こんな天気のいい日にもったいない!)と思ったのですが、車組がショップに3人、到着していました。阿嘉島に一緒に行った橋さんと、彼のお友達のI綿夫妻です。I綿夫妻はショップに何度も来ているみたいだけど、たぶん私とは初対面。

「富戸はキツいけど他はどこでも」だそうですので、4人で相談してIOPに行くことに。川奈もちょっと惹かれたんですが、お風呂のあるところが勝ちました。桜並木の海辺の道を走ってIOPへ。おっと今日はSさんは風邪っぴきでお留守番です。珍しいなー。だいぶ陸の気温は高くなったとはいえ、まだまだIOPも空いています。労せず休憩テーブルをゲットして、さくっと用意を済ませ、海へ。

ときどき来る大きな波を避けてエントリーすると―――おやー。外はこんなに明るいのに暗い暗い。おまけにうねりも入っています。I綿さんはダイビングは久しぶりなのかな? 潜降にちょっと苦労しているようでした。全員揃ったところで、1の方向に向かって中層を泳ぎ始めます。カジメがぐわんぐわん揺れていて、見続けていたら酔ってしまいそう。

1の根ではヒブサミノウミウシを教えてもらいましたが、私的ヒットは岩陰で見つけたウツボの赤ちゃん。大きくなったときの凶悪さが想像できないくらい、可愛いサイズでした。あとは何がいたかなー。クエ穴のクエもいなかったし―――あ、ベニイザリとイロイザリはいました。後はまあいつもの伊豆のメンバーって感じ。でもこれだけ暗いのに最後のほうまで寒くならなかったのだから、少しずつ水温も上がっているのですね。最後はオクリダシの入江の浅瀬で遊ぶも、ここにも目ぼしい生き物は見つからず。

ゆっくりお昼休憩を取り(日差しは気持ちイイけど、ちょっと風が強くて薄着ではいられませんでした)、2本目は砂地のほうへ出かけます。I綿さん(妻)は1本目で疲れ果ててしまい、2本目はキャンセルしていました。前日ほとんど寝ていなかったそうで、ムリしたいような海でもないしねぇ。空も雲が多くなってきて、たいてい2本目のほうが海況が悪くなるだけに、ちっとも期待をせずに海に入りました。―――と、おや? おやおや?

なんか、さっきより、青い。日差しが透けて入ってきているのがわかります。うねりも治まっているし、深場まで行ってもけっこう明るい。ガイドロープに生えたアントクメに何組ものダイバーが群がっているのは、春の名物、ダンゴウオ探しですね。私はTさんにダンゴ探しを任せて、IOP名物(?)のポストの近くにいたサギフエを写真に収めました。こんなにゆっくり撮れたのは初めて。

満足したトコロでI綿さん(夫)が小さな小さなダンゴを見つけて呼んでくれます。なんとか写真は撮ったけど、マクロレンズがなきゃ無理なサイズでした。後で写真をチェックしたら、体がまだ透きとおっているような? 小さすぎでしょー! 目玉を抑えたので岩場に戻ると、アジの群がなかなかの迫力で泳ぎまわっていました。

予想外に良かった2本目を終えて陸に戻ると―――あれ? あれれ? BCDにつけていたハズのライトがありません。かなり浅くなった時点で見た記憶はあったし、橋さんが「すぐそこで見たよ、誰かが目印に置いてるのかと思った」と言うので、Tさんが再エントリーして探してきてくれました。すすすすみませんっ!

それ以外にはトラブルもなく、途中で寄り道をしてからショップに戻り、ログ付け。この日は自分の器材がオーバーホール中だったので、久しぶりに他のレギュを使ったのですが、やっぱ違和感がありました。ストレスを感じるほどではありませんでしたが、ときおり少量の水が入ってくるのですよねー。

ショップ前の海ログ付けを終わってもまだ早い時間だったし、寄り道先で焼き芋をパクついていたので、夕食は食べずに電車に乗りました。海は春のみそ汁でしたけど、やっぱり楽しかったです。(写真:ショップ前の海と大室山。帰るころにはベタ凪でした)。

2008.3.28(Fri)_2

ケリー・テイラー=ルイスの『シャクルトンに消された男たち 南極横断隊の悲劇』読了。前に『エンデュアランス号漂流』は読んだことがあったけど、反対側でまさかこんなことが起きていたとは!(……書いてあったっけ? 忘れちゃったや)。

素人がエベレストにだって登れちゃって、南極ツアーなんてものがあって、宇宙にだって連れていってもらえる(全部“金さえ出せば”、だけど)今の時代に、まだまだ地球に未知の、未踏の場所があった時代の探検家の話を読むと、ホントその力強さに驚かされます。体も、心も。――特に心が。

この本に描かれている男たちなんてほとんどが素人なのに、降ろす予定だった物資を降ろさないうちに船がいなくなっちゃってその船の安否もわからないのに、どうして予定していた任務を果たそうと思えるのよ? 自分たちが助かるかどうかもわからないのに、装備も十分でないのに、橇をひく犬さえ大部分が死んでしまったのに、どうして大陸の奥地に踏み込むの? シャクルトンの計画だってむちゃくちゃで、結局「困ったことになったら工夫してなんとかしてくれ」ってだけじゃないかやってられっかー! とは、思わないの? それで実際に、なんとかしちゃうのよねー!!! これだけの状況で、病気で亡くなったのが1人だけってのも、スゴいです。

何度か書いたように、私はこうゆう話に弱いのです。なんでそんなところでガンバれるの?って状況でガンバってしまう人間の物語に弱い。物語というかこれは実話ですが。実話。実話なんだよなー……。犬たちの死とか、マッキントッシュの苦悩とか、もうその辺りはツラくてたまらないんだけど、でもやっぱ、人間ってすごいや、と思わされました。

……後から思い直したけど、私のこの感想は、現代に生きてる人をバカにしすぎかな。今だってこうゆう状況になったらこうゆうコトをやっちゃう人はいるのかしら。……いるような気もする。しかもかなりの人数で。うん、いるとイイな(でもこの状況はキツすぎるから、実際そうゆう状況に直面して欲しくはないけれど)。

2008.3.28(Fri)_1

今勤めている会社に向かう坂道は桜並木になっていて、桜の時期は歩いていてホントに楽しい。なかなか見応えもあるので、携帯やカメラ片手にその風景を写真に収めようとしている人をよく見かけます(私も毎年撮ってます)。空は建物で切り取られてはいても、電線さえなかったらかなり美しい風景になると思うのですよねぇ……。この地区も電線の埋設やってくれればイイのに。

桜並木桜並木

桜並木

夜桜夜桜

夜桜も見に行きました。屋台が出ていたのでお好み焼きを―――結局、花より団子かい!

2008.3.23(Sun)

またもや都内某所にて脳を酷使する日(TOEICテスト)。前日から微妙に体調がおかしく、口に指突っ込んで吐いたら気持ちイイんじゃないかというムカムカを抱えて渋谷へ。前回全然勉強してなかったので今度こそ、と思っていたのですが、前回以上に何もやっていません。単語力つけなきゃと思ってテキスト買ったのはいいけど、ちゃんと読んだのは5ページくらい?

前回は現実逃避の『FRIENDS』がかなり効いていたってのは、わかりました。今回は一番簡単なリスニングセクションの写真描写問題でさえ、ときどき聞き取れないことがありました。やっぱ慣れって大事ねー。会話問題や説明文は聞き取れても覚えていられないっ! メモだめってどうゆう縛りですかもう。聞くのと読むのを同時にしなきゃ答えられないです。

今回一番自信があるのはリーディングセクションの読解問題かな。前もそう難しいとは思わなかったけど、今回はさらに簡単だった気がします。穴埋めは……ははは。聞かないで。やっぱり単語を覚えなきゃ。単語単語単語。今回も全問をマークした辺りでちょうど時間となりました。見直す時間もありゃしないけど、どうせ見直したところでわかりゃしません。

終わったときにはふらふらになっていましたが、気持ちのい〜い気候に励まされてmont-bell渋谷店へ。目当てのザックカバーをゲットしたところで、店内のクライミングウォールに挑もうとしている女子2人連れに気付きました。誰かが登っているのを見たことがなかったので野次馬根性を発揮し、1人目が完登するまで眺めてしましたが、面白そうだなーあれ。今度やってみようかしら。高度感はあるから怖いだろうけど、素人でも登れるようにできてるみたい。

後は帰るだけーと駅でエスカレーターを下っているとき、いきなりエスカレーターが停止しました。乗っていた人全員が一瞬ふっと前方にぶれ、ぐっと踏みとどまるのがわかりました。ここここ怖っ! たまたま若い人ばかりが乗っていたしそんなに混んでいなかったら誰も落ちなかったけど、落ちても不思議はなかったよー。緊急停止ってのも危ないもんですね!(でもなんで止まったのかは不明)。

夜はやっぱり体調を崩していた、という妹と「なに食べた?」と原因の特定をしようと試みましたが―――結局わかりませんでした。こうゆう会話をするたびに、佐々木倫子の(自称)美人姉妹シリーズを思い出す、とたしか以前書いた気がしますが、今回もちゃんと思い浮かべてました。三つ子の魂、百まで(←?)。

2008.3.21(Fri)

中野友加里が4位なんておかしい!>世界フィギュアスケート選手権2008。なんであのノーミスの演技であの技術点なの? 今回は残念ながらショートを見そびれてしまったんだけど、なんであの演技でコストナーとの3点差をひっくり返せないのか(浅田真央の優勝は認めるとして)私にはさっぱり分かりません。観客だって総立ちだったのに!

中野友加里のあの軌道の低いジャンプ、好きなんです。高々と軽やかに宙に舞い上がるジャンプにも息をのみますが、低〜い位置で降りてきてヤバ! 着氷が間に合わない! と思わせておいて見事に着氷するあのジャンプも、スリルと隣り合わせで堪りません。サラ・マイヤーと並んでスピンの軸がブレないのもお見事! あああの出来で、ナゼ表彰台にたてないの……!?

でも、女子シングルで今一番好きな選手はといえばキム・ヨナです。浅田真央がまだ「元気よくキレイにぽんぽん飛ぶけど、表現力は浅田舞のが断然上」(←To-ko評価)だった頃、キム・ヨナはたしかショートの演技でカルメンをやっていて、スパイラル中にふと目の表情を変えたその一瞬で、私はファンになりました。あの若さで故障を抱えているのが心配です。先が長いのだから無理せずちゃんと治して欲しい。

さて優勝の真央ちゃんですが、彼女もホント絵になるスタイルしてますよねー。手足がすらっと長いので、ちょっとしたポーズに息をのむことがあります。表現力もこの数年でどんどんついてきて、今は「元気がいいだけ」なんてとても言えない。キム・ヨナもスタイルが良くて、見ている側からするとこの2人はホントいいライバルだなーと思います(←『ガラスの仮面』世代なもんで、“宿命のライバル”に弱いのです)。

浅田真央、キム・ヨナ、中野友加里のアジア勢で表彰台を占めて欲しかったなー。あ? 男子? 楽しみは楽しみなんですが、織田信成が出ていないので今イチ盛り上がりません。高橋大輔も今はだいぶ好きになっているんだけど、やっぱ織田くんがいないと物足りないよぅ。こっちでも宿命のライバルの死闘を繰り広げて欲しい! 織田くん、カムバッ〜ク。

2008.3.20(Thu)

父と「22.奥武蔵・秩父」を使って伊豆ヶ岳に行く予定の日でした。でした。本当なら22日の土曜日か29日の土曜日、どちらか天気の良いときに、と予定していたのですが、諸事情あって先に日程が決まってしまい、その日の晴れを祈るしかなくなってしまったのです。そうしたら最初は曇だった20日の予報がどんどん悪化してゆき、19日に父が家に来たときには冷た〜い雨が降り出してしまっていました。

「ダメっぽいけど全ては明日、起きてから決めよう」と眠りにつき、起きた当日。空はやっぱりダメでした。仕方ないので水族館にでも行く?という話になり、祖母宅に行っている母(←諸事情を作った人)に連絡をすると、祖母と母も水族館に行こうという話になっているとのこと。なんで、10年以上前に一度行ったっきりの「しながわ水族館」での待ち合わせを決めました。

私たちが水族館前で祖母たちと開館時間を待っている間に、入口前の列はどんどんどんどん伸びてゆきます。うひー、最近けっこう人気だとは聞いていたけどまさかこれほどとは!(休日でしかも天気が悪かったのが原因とみた)。チケット売場前の混雑はかなりヒドいものでした。割引料金を扱うのが窓口たった一つだけというのはちょっと考えたほうがイイのでは。

中に入ればバラけるだろうという期待も、次から次へとやってくる客の姿にはかなく消えました。敷地面積があまり広くないからなぁ。立ち止まれないほどの混雑ではありませんが、自分たちのペースでも見られない。私と母はダイバーなので、平均よりちょっと時間がかかるのですよねー。それでもときどきは水槽の前にしゃがみこみ、イルカのショーも見物し、トンネルで頭上を通り過ぎる魚の名前を叫び、と2時間くらいで水族館を堪能しました。

しながわ水族館しながわ水族館

イルカのショー。まずはジャ〜ンプ! 反対側からもジャ〜ンプ!

しながわ水族館しながわ水族館

見事なジャンプを見せて楽しませてくれたけど、深いけど狭いプールにはビックリ。よくぶつからないで泳ぎまわれるもんです。

しながわ水族館しながわ水族館

ペンギンたちとオウムガイ(いつか海で逢いたい!)

しながわ水族館しながわ水族館

メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)

ホントはこの後に葛西に行って水族館のハシゴをする話もあったのですが、山奥に住む父母が人ごみに疲れてしまったので、昼食を一緒にしたところで祖母たちと別れ、私と父は家に帰りました。午後の時間が余ってしまったのでビデオを借りてきてまったりし、夜になって帰ってきた妹と3人で食事をしに行きます。せっかく東京までやってきたのに山登りができなかった父のために、ちょっと奮発してフグを喰いました。ウマ〜。

しかしこれで私の今年のひそかな野望「1ヶ月に一度は山を歩く」は、3ヶ月目にしてあえなくツブれてしまいましたよ。ガックリ。

2008.3.18(Tue)

仕事中に契約の種類を聞かれこれも保守あれも保守と言っていたら、口が滑って「保守でしゅ」。……いくつだおまえ。

2008.3.16(Sun)_2

エマニュエル・ボーヴ『ぼくのともだち』読了。

寂しくて寂しくてぼくをわかってくれる優しいともだちが欲しいと言いながらも、いざ人と関わるきっかけがあると自分から遠ざかってしまうヴィクトール・バトン。ぼくは本当はすごくいい人なのに誰もぼくをわかってくれないという被害妄想とか、誰かに声をかけられただけで「この人はぼくを好きに違いない」と思い、女性と目があっただけで「ぼくを愛しているにちがいない」と信じる思い込みとか、誰かが心配してくれるのを期待して寂しげに川面を見つめてみたりする甘えっぷり&浸りっぷりとか―――。

そうゆうタイプな人ってキライだし、実際近くにいたらウザいとしか思わないだろうに、でもどうしてか他人だと思えません。この孤独は普遍的なものではないかと思ってしまう。違うのかな。これを読んで、自分の中に潜む孤独に重ねあわさずにいられる人もいるのかしら。とても哀しい話なのだけど、でも全編にそこはかとなくただようユーモアがあり、孤独なのも悪いことばかりではないのかもしれんという気にもなれます。タイトルからして皮肉というよりは悲しいユーモアだもんなー(……いや“悲しいユーモア”は“皮肉”の一面かな)

ああ、これは好きだなあ。装丁も含め、すごく好き。ちょっと久しぶりに、手許に欲しくなった本でした。

2008.3.16(Sun)_1

すっっっごく久しぶりに、パンなんぞを焼いてみました。高校生の頃は毎週のように焼いていて、それなりに上手に作れるようになっていたのですが、最後に焼いたのは―――10年以上前? まずは手持ちの本の、ベーシックなものから。

やー、コツを忘れるものですね。発酵温度はレンジで調節できるので楽なハズなのに、最初の水加減で失敗してたら世話ありません。手作りパンこねてる最中から「あ、こりゃ水分不足だな」とは思ったんだけど、如何ともしがたく―――。出来は70点ってところでしょうか。ちょっと固め。

でもやっぱり焼きたてのパンにバターを塗って食べるのは美味しいものです。せっかくドライイースト買ったんだから、続けて作ろうっと。

2008.3.12(Wed)

私がよく行く横浜の山の店は“好日山荘”なのですが、その好日山荘が川崎にもオープンすることになり、セールをやっていたので冷やかしに行ってきました。冷やかしに……と言いつつ会社定時に即行で席を立つ辺り、モノを物色する気満々です。狙いは中型ザック!

行ってみた店舗は、川崎駅前のデパートのフロアの一角にあるだけに、横浜店と較べると小ぢんまりしています。その広さで、オープニングセール期間中なのにこんなに少なくてイイのかという客数(平日の夜とはいえ!)なので目が行き届くらしく、ザックのコーナーに行って物色し始めた途端、店員さんに声をかけられました。日帰りや、夏の小屋泊に使えそうな……というと30Lクラスをススメられます。

「気に入られた商品はありますか?」。……えーっと、まだ来たばかりなんですけど……とりあえず目に付いたザックを指差します。GREGORYのAlpenglow30。「おっイイじゃないですか!」。試しに背負ってみると、Sサイズがぴったりきます。うーん、イイかも。GREGORYのザックは評判もいいし、定価19,950円が特価で12,800円になっていて、更にオープニングセール10%引き? すっんごく、お得だ……。

しかしぱっと目についたものだけで即買いするのでは買い物の楽しみが味わえません。せめてもう一つとくらい比較しよう。と、隣にディスプレイされていたのがOSPREYでした。並んでいるいくつかの中で気に入ったのは、TALON33。―――結果、買い物の楽しみと言いつつ、私のキャパはこの2つでいっぱいになってしまいました。つまり、両方買うという選択肢を一瞬真剣に選んでしまいそうになったくらい、両方とも気に入ってしまったのです。

他も探せばきっと適当な商品はあったのでしょうが、この2つをとっかえひっかえ背負ってみたり、ポケットのつき方や作りを吟味したりであっと言う間に1時間以上が経ってしまいいました。問題は機能を取るか見かけを取るかです。GREGORYの方が作りはしっかりしている。ショルダーハーネスやウェストベルトはがっしりしていて重みをしっかり受け止めてくれそうだし、メイン気室にサイドアクセスもできる。サイドアクセスのフロントポケットもしっかり大きいし、防水性にも優れていそう。

対してOSPREYは、とても軽い代わりにショルダーハーネスが不安になるほどぺらっぺらです。聞いてみると「あんまり重い荷物を入れると痛いかも」だそうです。登山のたびに鎖骨に青痣つくる私には向いていないかもしれません。フロントポケットは開放型で雨のときにはモノを入れられそうにありません。メイン気室にサイドアクセスがないから、中身の出し入れも面倒かも……。サイドポケットも使いづらそう? でも、でも、とにかくカッコいい!

GREGORYのザックOSPREYのザック

左:GREGORY Alpenglow30/右:OSPREY TALON33

GREGORYのパシフィックブルーかOSPREYのアシッドグリーンか。OSPREYの底は薄いグレーでめちゃくちゃ汚れが目立ちそうだなー。その点でもやっぱGREGORYか……OSPREYは定価14,700円の10%引きなだけだし、お買い得感としてもGREGORYに軍配があがる……。と、さんざ迷いましたが、所詮私は面食いでした。近い将来(来年?)に大型ザックも買うつもりなので、しっかりした作りのザックはそっちで買うコトにして、今回は背負ったときのワクワク感があるほうを選びました。

合うサイズ(S/M)が無かったのでお取り寄せをお願いし、その他小物を少々買って、オープニングセール期間中のおまけ(SOYJOYとアミノ酸)をもらって、閉店時間をとっくに過ぎた店を出ます。―――ああ、買い物ってなんでこんなに楽しいのでしょう……。罪だぜ。

2008.3.8(Sat)

またもや伊豆へと行ってきました。「穏やかに晴れる」予報でしたが、起きたときの気温は低い〜。大げさかなと思いつつも、寒いとイヤなのでもこもこに着ぶくれて伊豆へと向かいます。今回のツレはU。彼女は前日に伊豆入りしているので、行きの電車の中ではもっぱら賑やかなハイキングおばさんたちの話に耳をそばだてていました。60〜70代の方々でしたが元気でずーっと喋りっぱなし。自分の将来を見るかのようです。

ガイドのTさんに迎えられてショップまで行くと、Uが「昨日はIOPだったんだけど波が高くて大変だった〜。透明度も5mだったから、来ないとイヤだと思って連絡しなかった」と笑っています。珍しく報告メールがないと思ったら、そうゆうコトですか! でも、「透明度悪いくらいで私がキャンセルするワケないじゃん!」。春濁りがやってきたのはショップが公開しているログでわかっていましたし、ね。

富士と海この日のゲストは私とUの2人だけなので、相談の結果、ちょっとは海の状態がマシらしい西伊豆の井田を行き先に決めました。この頃になると気温がぐんぐん上がってきて、車の中は暑いくらいです。途中から富士山もキレイ〜に見えます(写真は井田から)。西伊豆日和。海もベタベタに凪いでいます。暖かいので先に器材の用意をしてからドライを着、さくさくっと海に入りました。

と―――あれ? キレイ、じゃない? 春濁りの伊豆といえば緑の味噌汁なのですが、あれ? 確かに浮遊物はたくさんふわふわしているけど、青く、ない? 予想外のキレイさに一気にテンションもあがります。面白い生き物はいないよ、と言われてましたけど、そんなのどうでもイイ〜。メバルの群やクロホシイシモチの大群だけでも大満足です。マクロではやっぱりウミウシ。サラサウミウシやコモンウミウシがいました。

気心の知れたUとだと写真を撮るときの場所交換もスムーズで、なんのストレスもなくのんびり潜れます。たっぷり遊んで、ちょっと寒くなってきた頃エキジット。外も暖かいですが水温もちょっぴり高いのが嬉しいです。SさんTさんはお弁当を作ってきたというので、お昼はUと2人で「木瓜」という店に行きました。「今日もタカベ丼あるよー」のお店の兄さんの声に、こないだ食べそびれて悔しい思いをした私たちは声を揃えて「それください!」。

その日の朝2時まで生きていたというタカベは大変美味しゅうございました。あと水深400m付近にいるという、タカアシガニを取る網について一緒にあがってきたエビの味噌汁も、いいお味でした。店のTVのクイズ番組(静岡ローカル?)でタイムリーにも井田の海が映っていて、最初は喜んで見ていたのですが、イザリウオ(カエルアンコウ)を砂地に持ってって歩かせていたので店の兄さん怒ってましたよ。ったくTVの人間は!

土産にみかんの大入り袋を買って戻ると、Sさんたちは車の中でくつろぎまくってました。私たちも仲間入りしてコーヒーを飲んだりしてまったり。ゲストが多くなる夏にはできないのんびり加減を楽しんだ後の2本目は、いつものエントリーポイントよりもうちょっと先の海からエントリー。潜水エリアぎりぎりから潜って、戻る感じで泳ぎます。入った海はすんごいソフトコーラルがキレイ! やっぱ人が入ると海は荒れるんだなあ……悲しいコトに。

2本目のほうが生き物は賑やかでした。Tさんがちょっと深めのところで呼ぶので行ってみると、キンチャクダイの幼魚にタキゲンロクダイの幼魚!(後で聞いたらTさんが見せたかったのはイアゴハタの幼魚だったそうな……。キンチャクダイの写真の端っこにちょこんと映っていました)。その先には色鮮やかなニシキウミウシに、たぶんお初のボブサンウミウシ。この日私はウミウシと相性が悪く、ウミウシの写真が全滅だったのは残念でした。

2本目のほうがちょっと透明度が落ちていましたが、でも浅瀬に戻るとやっぱり海は青く、群が気持ちいいです。クロホシイシモチ、ネンブツダイ、スカシテンジクダイ、遠くにタカベ。井田はかなり深いのでDECOを出さないように注意が必要です。私は最初にTさんに呼ばれて深く行ってしまったので、その後はSさんのかなり上を泳ぐように気をつけました。あがる間際の浅瀬ではボラの小群も目の前を横切ってくれました。

井田の菜の花井田の菜の花

井田名物の菜の花の見納め。上から見ると「井田」の文字の形に植えられています。刈られた後は田んぼに変身。

最後に井田の菜の花畑の見納めをして(昼ごろ「菜の花の刈り取り」のアナウンスが入っていました)、東伊豆へと戻ります。ショップに戻ったのは17時前。少人数だと西まで行ってあんなにのんびりしたのに、早いなあ。夏なら18時は絶対まわるもの。ログ付け後にOHをお願いしたら、買ってから5年目のシーズンに突入したmyギアのホースはそろそろ交換が必要だそうな。きゃーお金が飛んでゆくー。

ショップに戻ってからあれやこれやで2時間以上も居座ってしまい、早めに帰ったワリには、夕食を食べて電車に乗ったのは20時過ぎでした。くったり。陽が落ちてから冷えてきたけど、昼間はぽかぽか陽気でホントに気持ちのいい1日でした。

2008.3.6(Thu)

外へ行こう!近場の低山歩きをするために地図購入。「22.奥武蔵・秩父」「23.奥多摩」「27.高尾・陣馬」「28.丹沢」。24と25もそのうち買わなきゃなあ。「高尾・陣馬」は亡き祖父から譲り受けたもので発行が昭和(!)だったので、さすがに新しいものを買わなきゃと思っていた。丹沢は……しまった持っていたよダブってしまったー仕方ない、会社で最近山歩きに興味を示してる人にあげるか(もち、古いほうを)(←ケチ)。

本屋で地図を見てると嬉しくなってついあれもこれも欲しくなってしまう。近場も買いすぎたかなー。低山ハイクができるのはあと2ヶ月がいいところなのに。今月は父と「22.奥武蔵・秩父」を使う予定。来月は「23.奥多摩」使えるかな?

2008.3.4(Tue)

やっと4月以降の更新について回答が出ました。「継続」だってさ。てか「誤解させるような言い方をしたかもしれないけど、辞めてもらう気はさらさらない」そうなんだけど、じゃあこないだの「今の契約を継続するのはムリ」とか「Iさん(←企画担当)に残れる方法を探してもらっているから」って話はどこにいったのさ。―――なーんか、怪しいんだよなー。

もうすっかり疑心暗鬼。切れるなら切れるでしょうがないとは思うけど、でもそのときは早めに言ってくれ。ああ―――! ホッとしたよな跳び損ねたよな。

2008.3.1(Sat)_2

≪続き≫

しかし遠いところをやってきた甲斐はありました。ここから滑る当間第4ゲレンデは、上のほうにちょっと急な斜面があるものの、下のほうは広くて斜度もちょうどいいくらい。長くて滑り甲斐があるし、おまけに雪質が全然違う! 気持ちイイ〜〜〜に、違いありません。見えてさえ、いれば。もうとにかく見えないのが怖いです。その中ですごいスピード出してるボーダーも怖い。普通の日より、めちゃくちゃ神経が磨り減ります。

何にも見えないけど昼食はパウゼにしようか、と上がってみたら、あらここはお昼はやっていないのですね。仕方なくもう1度当間第4を滑って(←このときは霧まで出てきて更に視界不良)「ホルン」で昼休憩にしました。午後もずーっとこんななの、でしょうか。外に出たくないのでいきおい休憩が長くなり、外に出たのは13時半、くらいだったかなー。ここからが、大変でした。

展望のパウゼB級グルメ対決

左:レストハウス パウゼ。せっかくの展望台なのに外はまっちろで、な〜んにも見えない。/右:ホルンの昼食「富士宮焼きそば&ナポリタンのB級グルメ対決」。……え? ナポリタンってあの赤い、昔ながらのナポリタンじゃないの? 富士宮焼きそばにミートソースが乗ってるだけなんですけどー!

最後にもう1度当間第4を滑り(このときが一番視界が開けていたかな)、そこから帰路につきました。リフトに乗って峰に戻り、山の反対側の大沢ゲレンデを滑ります。滑り始めてすぐ、前方に人が固まっているのが見えました。あの集い方は……急斜面? 近くに旗も立っています。「この先急斜面」―――や、やっぱり! 覗き込むとあああ急だ!

ちなみに私のいう急斜面とは30度あるかなしかだと思われます。たぶん。急斜面にビビるたびに「30度以上なきゃ斜面とは言えないよねー」「ねー」と言っていた友人夫妻を思い出します。私ゃ一生その境地には達せないよ。

斜面を見た途端に、いきなりKがコーチモードにスイッチ。坂の上に仁王立ちになり、ロボットのようにぎくしゃくと滑り出した私にぴしぴしと声をかけてきます。「体重かけて!」「幅いっぱいに使って!」。もう余裕なんかどこにもありゃしない。ぎゃああああーーーーっと曲がり、ナゼか止まってぜぃっぜぃっと息を吐き、覚悟を決めてまたぎゃああああーーーーを繰り返し、なんと一度も転ばずにこの斜面を下りることができました。あのときあの斜面にいた皆さま、ゴメンなさい。すんごい迷惑ヤローでしたね、私。

しかしその先も難所の連続。林間コースみたいに幅がないのに急な坂が続きます。ここでは奇跡は起きず、私は2回大転倒。転んだまま止まらず、途中でぐるっと回転して頭を下に滑り落ちます。内心(これで距離が稼げる、ラッキ)と思いつつ。一度は道から飛び出しそうになり寿命が縮みました。こっちはもう雪質が悪くて、しかも狭いから背後から迫りくる人が怖くて。

やっとの思いで大沢ゲレンデ下の「チロル」に着き、さあこの先の大別当がキツいんだよな、と思ったら、大別当(←もちろん初級者コースのほう)はあっけなく滑れ、最後に長峰ゲレンデを下りてホテルに戻りました。到着は15時15分。時間かかったー。雪質を考えると当間に行ったのは正解でしたが、戻ってくるのが私にとっちゃ試練だよぅ。

しかしこの日は視界のせいか、怪我人が多かったみたいです。ひっきりなしにスノーモービルがサイレンを鳴らして走り回り、怪我人回収の現場にも2回遭遇しました。幸いどちらも大怪我しているようではありませんでした。そんな日に、4人とも怪我一つしないで済んだのは「ゆっくり」を合言葉に下りてきたおかげかもしれません。「ゆっくり」でしか滑れないんですけどねー私は。

スキーを返してお風呂に入り、バスで越後湯沢に行って、夕食を食べ、土産を買って、帰りの新幹線に乗り込みます。疲れ果てていたのは私だけではなかったらしく、珍しく座った瞬間に全員爆睡モードに入ってしまいました。眠りこけているとあっという間に東京駅着。筋肉痛に加え、首まで寝違えてしましました。最後までキツかったよ、今回……。

自分のためにメモメモ(今回ゲレンデ名がやたら書いてあるのも、そのため)。一昨年の日記読んだら当間第4まで行ってないじゃん私たち! ってことは帰りの大沢ゲレンデも滑り出しが違う。後半の狭くて急な坂は滑ったけど、最初のあの急斜面は滑ってないわ。去年はこんな感じ。あんま参考にはならないな。

2008.3.1(Sat)_1

元々忙しかった遊び仲間の1人が、去年の春からさらにさらに忙しい生活を送るようになり、旅行の予定が立てづらくなってしまいました(マレーシア旅行は春前に予定をたてたので強引に連れ出したけど)。1泊でさえ難しく2泊など夢のまた夢という感じ。ですので今シーズン初(そして今シーズン最後かも)のスキーは金曜日出発ナイトインの上越国際(←3年連続)と相成りました。金曜出発で1泊のナイトインはここしかないんですよねぇ……。

珍しくメンバーの誰とも1ヶ月以上会っていなかったので、東京駅での待ち合わせからお互い話が溜まりまくっていました。お弁当を食べながら新幹線で喋り、ホテルに着くなり喋り(今回もメゾネットタイプに泊まれました)、おっと風呂の時間が終わっちゃうと風呂に行って戻ってからまた喋り、気付くともう2時近い……。最近体調崩し気味で早寝をしていたので、久しぶりの夜更かしでした。こりゃ明日がキツイわ。

翌朝は案の定、うめき声をあげながらの起床です。窓の外は予報どおり湿り雪―――つか雨?ってくらい湿った雪が降っています。前の晩、うちの天照大御神にお神酒をあげなかったのがいけなかったのでしょうか……。がっくりしながら朝食を食べているうちに、空から落ちてくるものはだいぶ雪らしくなってきました。でもやっぱボタ雪です。北海道のパウダースノーが懐かしい……。

食事、チェックアウト、レンタルを済ませゲレンデに出たのは9時ちょっと前だったでしょうか。「雪質がよくなさそうだから、まず一番上を目指そう」と決めていたので、リフトを乗り継ぎ乗り継ぎ雪まみれになって峰まで行きました。ら、案内のお兄さんがなにか叫んでいます。「現在パノラマ第3リフトは止まっていまーす! ここから大沢、当間には行けません〜!」。えっせっかくここまで来たのに?

とりあえずまずは「おしるこ茶屋」を目指し、パノラマ第2を滑ることにしました。しかし―――み、見えない……! 斜面の先がどうなっているのかさっぱり分からず、ゲレンデの幅がどこまでなのか見当もつかず、しかも雪質は重たくて怖いったらありゃしません。緊張しながらおそるおそる下りて、またもう一度リフトで上がって。リフトに乗っている最中も雪が吹きつけてきて降りたときには皆白く固まっています。誰からともなく「お茶」の声もあがろうってもんです。

というワケで同じ斜面をたった2本滑っただけで、お茶休憩。ゲレンデに出てから1時間も経っていません。お茶を飲みつつゲレンデマップを睨んで「これからどうする?」「一昨年は当間まで行って戻ってくるのが大変だったんだよね」「たしか大別当が超キツかったんだよ」「去年はだからパノラマ第2・3と美奈と長峰と林間だけで遊んだと思う」「今年もそうする?」「でもどっちも雪質悪そうだよねー」。

しばしの沈黙のあと、Uが一番下手くそな私にお伺いを立ててきました。「とりあえず大別当を偵察に行かない? 一度滑ってみて大丈夫そうだったら、当間に行こう!」。………ちょっと、待て。「それって結局一度は大別当を滑らなきゃいけないってことだよね?―――だだだったら偵察はいらないよっ! 一度ですむように最初っから当間に行こうよっ!(←悲鳴)」。

綿密な作戦会議で出た結論は“当たって砕けろ”。覚悟を決めて外に出ると、おっとさっきまで止まっていたパノラマ第3リフトが動き出していました。そこでまたリフトを乗り継ぎ乗り継ぎ途中で1度短めの斜面を滑ってまたリフトに乗って、やーっと展望台「パウゼ」に辿りつきました。遠かった…。

≪続く≫

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