2014.8.10(Sun)

なんか最近こんな日記ばかりですが、被害も受けてないくせにナンなんですが、またもや外遊びの予定が流れてしまいました。土日で小屋泊の尾瀬に行くハズだったのに……台風め! でも、単独行ならまだしも、60代の初心者と一緒じゃ無理もできません。まぁでもおかげで親族と話す時間がとれて、最近抱えていたモヤモヤをどう解決するかの方向性が見えてきたのは、救いかな。

例えるならば。親族が持っている水田が干上がりそうになっていて、水を入れるためには近くの川を決壊させるしかなくって、でも決壊させると川と水田の間にある親族の家が水没してしまうという状況で。水田が干上がっても今年食う米は別にあって飢えるワケじゃないんだし、今年はもう水田は諦めて家を守れと言っても親族は「水を流すしかない!」と考えを変えなくて、ずーっと心配してました。うちの水田じゃないし、米が収穫できてももらえるワケじゃないし、うちには関係ないとも言えるのだけれども、でも親族の家が水没するのを無視もできなくて。

先に土嚢を集めて備えれば家も守れて水田に水も引けると思うのに、当事者たちは「土嚢を積まなくったって、水は家には届かないよ〜」と呑気に構えているように見えて、脇で勝手にヤキモキしていました。が、話してみると当事者たちも「土嚢がない! どうしよう! 家が!」と相当焦ってはいたようで、でも水田を諦める気は無くて、もう一か八か水を流してみるしかない!と川を決壊させようとしていたので、出したくはなかった解決策を提示してきました。「うちも土嚢は無いんだけれど、米俵があるので、土嚢代わりに使ってもいいよ」と。

土嚢じゃないしね。米俵だしね。多少は躊躇されるかと思ってたけれども、諸手を上げて歓迎されちゃいまして。これでたぶん一応、親族の家は水没から免れます。貸した米俵も将来取れるであろう水田の米で、いつかは返してもらいます。でも返してもらうまでは、稲作を手伝わなくてはいけなくて、ああさようなら自由な日々よ―――、という感じ。まぁ実際はうちにとってもマイナス要素ばかりでもないんですが、プラス要素を考えても失う自由と引き合うのか疑問で、ちょっと気が重いです。

んでも親族が困っているのを心配しているよりはマシだし、申し出ちゃったんだから仕方ない。これも人生の転機と受け止めて、いい変化となるように努力するしかないでしょう。生活ががらっと変わるのが、たぶん来年の初めくらい。それまでは自由を満喫するぞー!

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