ぷらぷら日記-2001年11月;ケアンズ編-

旅仲間全員がCカードを取得し、ダイビング仲間になりました。とはいえ私はブランクダイバー、残り3人は初心者ダイバー。中性浮力もロクに取れず、珊瑚にぶつかって折ってしまったりしてました。痛恨の思い出。

2001.11_ケアンズその1

あーっと言う間だった4日間を終え、日曜夜に帰国。事故に遭うコトもなく、元気です。日焼けで肌がムズ痒いけど。それに眠いけど。これはいつもか。ほとんど時差もないし、直行便だったし、カンタス航空だったのでかなり楽とは言え、やはり7時間近くの移動は疲れる。贅沢言えば休養日が1日欲しかったが、月初なのでそうもいかず、たるたるしながら出社。てか休養のための1日が余計に休めるなら、向こうでもう1日過ごしてくるや。

やったこと。45mからのバンジージャンプ、G.B.R.でのファンダイブ4本。そしてタリー川でのラフティング。最終日のラフティングで一生懸命漕いだので、まだちょっと上腕に筋肉痛が残っている。日頃の運動不足がたたった。2日目の夜にはすごい雨が降って、天気予報でもケアンズ辺りは不安定と言っていたので心配したけど、3日目からはいいお天気。水温も高く、安心して潜れた。お目当てのナポレオンフィッシュは見つからなかったが、海ガメは見た! いつもいるとは限らないので、ガイドさんも興奮してて水の中で「見て見て!早く!」と身振り手振りで教えてくれる。私たちもやったーと水の中で拍手。私たちよりも水面近くを泳いでいたので、見上げると海面のきらきらも一緒に視界に入る。青の世界での、ゆーったりしたカメの動きが絵になる。両腕で抱え込めるくらいのサイズのカメ。ああ見れてよかったー。ナポレオンフィッシュは次回のお楽しみに残しておこう。

まだまだ初心者の私たちは、外国人のダイバーたちとがんがん潜るのには不安があって、今回は日本のショップにお願いした。1日目は現地のツアーだったけど、ガイドはやっぱり日本人スタッフが担当してくれた。結果的にはそれでよかった。私らの技術はまだまだだ。1本目なんか全然中性浮力が取れなくて、珊瑚礁にぶつかるぶつかる。折ったりはしていないと思うのだが…。と言うか、多分そんなもろい珊瑚のある辺りには連れて行ってもらっていない。ぶつかったときは私たちの方が怪我したし。サメが来なくてよかった。あとレギュレーター(口に咥えるやつ)のサイズが合わなくて、パニックになりかけたりもしてしまった。こうなると自分専用のレギュが欲しくなるが、高いんだよなぁ…。3万くらい? なんかそこまで買ってしまったら、戻れなくなる気がする。ダイビングしか趣味がないなら、それぐらいするんだけどなー。うーん。

あともう一つ、サイズが合わなかったのがウェットスーツ。1日目は袖も足も短いウェットだから問題なかったのに、2日のは足だけはくるぶしまであるタイプ。私は規格外の体型をしているから用意してくれたウェットが合わなくて、足のファスナーが閉まらなくなってしまって、ちょっと悲しかった。水温高かったからそれでも問題はないんだけどね。でもウェットは買う。絶対買う。フルオーダーでジャストフィットのを作る。3万ちょいかかるけど、買う。来年シーズンまでには欲しい。ホントはダイブコンピューターも欲しいんだけど(これがあると潜ってた時間や深度が自分でわかる。今はガイドに頼りきり。)、これまた高くて。5万くらい? あとちょっとカメラにも興味あるし…。きゃーっ、ダイビングって金持ちのスポーツじゃーん!

私たちが初めてダイビングを経験したのは、ここケアンズでだった。水の中で呼吸ができるコトにまず感動して、今まで知らなかった別世界の景色に感動して。それから6年かかったけど(長すぎ!)、4人ともCカードを取得して今回にいたる。そう考えるとなんだか嬉しくなってくる。これからもちょくちょく潜れるといいな。いや潜ろう。私は貧乏性だから、ウェット買ったらもったいないから使わなくちゃ!と思うだろうし。今回で通算本数がやっと10本を超えた。もう1〜20本潜ったら、きっともっとリラックスして楽しめると思う。まだまだ見たい魚たくさんいるし、先が楽しみ。マンタとか、今回ダメだったナポレオンフィッシュとか。

さてさて、とりあえずの帰国報告。旅日記、多分もうちょっと続きます。

2001.11_ケアンズその2

さて。以前からうすうす気付いてはいたのだが、今回の旅行ではっきり自覚したコト。私はお土産を買うのが苦手です。もともと「ウィンドーショッピングなら何時間でもできるわ!」というような人間ではないので、旅行に行って「さあ今からお土産タイムです。買いましょう!」となっても、何していいんだかわからない。幸いにも、旅仲間にはブランドを買いに行きたがるタイプはいない。そんなところに連れて行かれたら、ホントに何していいんだか。だけどみんなマーケットや土産物屋は好きだ。そして実に楽しそうに買い物に没頭している。あれは羨ましい。もらう方も嬉しいし、買ってる方も買い物そのものを楽しんでいるんだから、お互いにいい思いができるんだから。

私も買い物がキライなわけじゃないし、人のためにお金を使うのがイヤなわけでもない。地元のマーケットをひやかすのは楽しいし、街をぷらぷら歩いて興味をひかれた店にふらっと入ってみるのも好きだ。そしてそこでたまたま「あ、あの人にどうだろう」ってモノに出会えたら買う。そんなだったらお土産を買うのだって全然苦じゃない。だけどそれだけじゃすまないケースも多い。どうしても義理とかしがらみとかがついてくる。…義理って言うといやらしいな。会社へのお土産は完璧義理だけど。例えば、一緒に遊ぶ友達が2人いたとして。何か買っていってあげたい、喜んでくれたら嬉しいって気持ちは、ある。だからそのうち1人にぴったりくるモノがあってら買うだろう。でもそれはもう1人には合わないとしたら。でも一緒に遊ぶ友達なのに、片方にだけ買うのは……と、こうゆうのがすんごくすんごく面倒くさいの! そうゆうモロモロに、頭がパンクしそうになって疲れちゃう。

先にモノがあって、それを「○○にあげようかなー」と買うのは好きなのだ。だけど「○○に買わなくちゃ」が先にあって、それでモノを探すのが苦手なのだ。だからホントに必要最小限の人にしかお土産を買わない。その代わり、自分のものはよく買う。ぷらっと入った店で目を惹かれるのは、やっぱりまず自分の好みのものだから。今回一番の大物は、ガラスのカエルがついた鏡。これにはもう一目惚れしちゃったのだけど、もろそうで持ち帰るのに不安があったし、大きいし、高いしで、一度は諦めた。だけど買わなかったら絶対に後で後悔する自信があったので、最終日に店を再訪し、機内に持ち込んで大事に抱えて帰ってきた。今どこに飾ろうかと考え中だ。他にもいろいろ買って、来月のカードの請求がちょっと怖い。

友人の皆さんの中にもし「なんでTo-koはああしょっちゅう旅行してるのに、お土産の一つも買ってこないんだ」とお思いのむきがいらっしゃったら、そうゆうワケですので、土産の希望を出していただけると嬉しいです。そしたら喜んで買ってきます。…って言うの遅い? 決してケチ根性からじゃないんです。気がまわってないだけなんです。…以上、土産の大半が自分のモノでちょっと罪悪感に駆られたTo-koの言い訳でした。えへへ。(と笑ってごまかす)

Copyright© 2001-2006 To-ko.All Rights Reserved.