天気がぱっとしなかったこの週末は、やろうと思ってたコトをいろいろと。まずは土曜日、こないだ作ったマーマレードを使ってパウンドケーキを焼いてみた。お菓子づくりはホントに久しぶりだったし、初めててんさい糖を使ってみたので、砂糖はレシピの半分にしたんだけど、私の好みにはまだ甘いなあ〜。今度はあと10g減らしてみよう。あと粉を入れるときに手間を惜しんだせいか、ちょっと膨らみが悪かった。もうちょっとふんわりさせたい。
しばらくぶりに作ったワリには、まぁまぁかな
夜は焼いたケーキの半分をお土産にもって、祖母宅に。んで今日、日曜は早起きして、祖母と一緒にお墓参りに行ってきた。お彼岸から日程をずらしたのと、早起きしたのと、天気のせいもあって、今日のドライブは渋滞なしで快適。途中で朝食をとっても祖母宅には10時半くらいに帰ってこられた。お参りしている間は雨も止んでくれたし、道中の桜はキレイだったし、今度からはこのパターンで行動しようね、と祖母と話す。
染井吉野は散り始めてたけど、お墓の近くの枝垂れ桜はちょうど見頃
昼過ぎには自宅に戻って、午後はのんびり。
悲しいコトだけど、始まる前から「どうせチャンとキム・ヨナでしょ」と思ってしまった2013世界フィギュア。耳に入った結果はそのとおりで、どうも見る気が湧かなかった2013世界フィギュア。でも見てみたら意外に面白かった2013世界フィギュア……。
というワケで感想を。男子はデニス・テンの大躍進でしたね! いや〜これは意外だったけど、小気味よく決まる4回転といい可愛げのある演技といい、私のなかでは彼が優勝でした。……だって、パトリック・チャンのあのフリーの演技で、優勝させる? ああいう演技で優勝するときの気持ちを、一度選手に聞いてみたいです。3位、ハビエル・フェルナンデスの演技も愛嬌があって好き。ショート・フリーともに一回、ノーミスの演技を見てみたかったなあ。ともあれ、初の表彰台おめでとうございます。
羽生くんはいつもの勢いがないなあ〜と思っていたら、左足を故障していたのですね。途中の解説で知ったのだけれども、いやあ、彼は「故障して苦しみ悶えつつ滑る姿」でさえ演技にしてしまう、パフォーマーだなあと感心しました。もちろんこれ褒め言葉で、そういうトコロすごく好きです。でもまだ若いんだから、あんま無理しないでちゃんと怪我を治して欲しいな。無良くんはどうも衣装で損をしてる気がします。一時期きてた鎧風よりはマシだけど、どうも重たくて古臭いんですよねえ……。高橋くんも点数が伸びず、ソチの出場枠が減ってしまうかとヒヤヒヤしましたが、なんとか3枠確保、ありがとう!
そして女子。まずは2年ぶりに登場のキム・ヨナですが、まぁ彼女の優勝は妥当かな、と。男子のときのように(え〜っこの演技で?)という疑問はありませんでした。スピード感あったしノーミスだったしキレイだったし。他の選手の出来から言っても、そりゃトップに立つでしょう。ブランクを感じさせない演技で、世界フィギュアにぴったり照準を合わせてくる辺り、さすがだと思います。でも以前のように素直に彼女の演技を楽しめなくなってしまったのは、本当に悲しい。復活してくれて嬉しいって言いたいのに。
点数が納得いかないと言えば、今回はカロリーナ・コストナーでした。彼女に対しても、私、審査員と意見が合わないんですよねえ〜。彼女は今シーズンGPシリーズに出ていなかったので久しぶりに演技を見た気がしますが、以前よりは、面白い演技をするようになっています。前は何をやっても同じに見えてしまっていたのですけど、今回のショートは(おお、変わった!)とビックリしました。でもフリーのボレロは、曲に負けてる。演技構成点が70点超えてるの見て(曲に騙されてない?)と思っちゃいましたよ。やっぱ演技を見て点をつけているとは思えないなあ〜。
浅田真央はショートのときは調子悪そうに見えたんですが、フリーの後半が良かったですよね。今シーズンのショートは評判いいようですけど、私はあまり好きじゃありません。なんか「演技してる」感がありありすぎて。特に今回は表情作っているときと作ってないときの差が顕著で、見ていて冷めてしまいました。フリーも前半は今イチだったんですが、後半に急に上がった気がします。ステップも演技も、今シーズン見た中で一番の出来でした。あと、不思議だけどエキシビションのメリー・ポピンズのナンバーにはワザとらしさを感じないんですよね。同じようにけっこうおどけた表情してるのに、なんでだろ? あれはカワイくてすごく好き。
可愛いといえば李子君。彼女のカワイさは、あれは何なんだろ。ちょっと反則モノのカワイさじゃないか。演技もノーミスだったし、これでもうちょい経験を積めば、トップの常連になるんだろうなあ。アメリカのグレイシー・ゴールドも健康的でいいですね。彼女の笑顔も可愛い。今回は揮わなかったけど、ケイトリン・オズモンドやエリザヴェータ・トゥクタミシェワがどう育っていくのかも楽しみ。若手がどんどん出てくるのは嬉しいコトです。あ、もちろんベテランにも若手にはできない演技を、まだまだガンバって欲しいけど。
演技といえば今は、キム・ヨナよりも鈴木明子やアリョーナ・レオノワに軍配をあげたい。つか、圧倒的に見ていて楽しいのはこの2人です。まぁ今回は2人とも調子が今イチだったワケですが―――その代わりに今回魅せてくれたのは村上佳菜子。のショート! ストーリー性のあるプログラムではないのに、なんでここまで感情を揺さぶられるんだろう。こうゆう演技を見ると涙腺ゆるんじゃうのですが、今回もじんわり涙がにじみました。
美濃ちゃんが「あっこちゃんは“入る”んだよねえ。で、佳菜ちゃんもときどきそういう演技をするんだよ」と言っていて、同意見だったんですが、久しぶりに佳菜ちゃんの「そういう演技」を見られた気がします。かなり調子が上向いているのかな。しばらく苦しんでいただけに、嬉しい結果でした。私の中では佳菜ちゃんのショートが一番で、今回は彼女のこの演技を見ただけで満足。ありがとー。
今週末は田舎に帰っていました。久しぶりに妹と一緒です。残念ながらチー&Naoちゃん夫妻は留守だったけど、ボーが相変わらず家を守ってくれてました。今年の冬が異常乾燥だったせいで水の確保が大変だそうですが、それ以外は変わらない景色(見た目には)。人手があったので、崩れかけた薪小屋を倒して片付けちゃいました。あとは震災以後初めて、近所のお散歩コースを歩いてみたり。片手にガイガーカウンター持ってなきゃ、これまた変わらない景色なんですよねえ。
お散歩コースで見た景色
雪も道端に残っていたけど、ちょろっと春の気配が漂ってました。
1回目は雨、2回目は雪だった今年のスキー。今シーズンはこれで終わりかな〜と思ったんですが、観梅ドライブでいきなり話がまとまり、三度目の正直とばかりにもう一度行ってきました。仕事も一段落し今なら休みも取れるので、今回は平日舞子スキーです(←1回だけにしよう、という当初の予定はどこに行ったんだか。まぁYの前で相談して彼女には許可をもらいましたので)。
行こうと決めたのが土曜日で天気予報も確認できましたから、今日はお天気は期待できます。残念ながらKは不参加のため、東京駅でUと落ち合い、朝食たべたべ越後湯沢へ。長い長いトンネルを抜けても、雲ひとつない青い空が広がっています。やった! 駅の周りの雪も、こないだと比べるとずいぶんと少なくなっていました。平日で空いているから何事もすんなり―――と言いたいトコロですが、レンタルの受付でずいぶんと待たされます。手順が悪いよなーと、Uと2人でぶつぶつ。
でも受付を済ませてからは順調で、ゴンドラに乗って一気に上まで上ります。遠くの山まではっきりくっきり見える晴天に、「これだよ、この景色が見たかったんだよね〜」とテンションだだ上がり。奥添地エリアで滑って写真撮って滑って。雪の状態も悪くなく、リフトに乗っていても寒さを感じず、人も少ないからのんびり滑れ、平日スキー万歳です。
やっぱスキーはこうでないと♡
奥添地ペアリフトを下りたところで、私らの写真を撮ってくれたおじさんが、近くの山々の名前も教えてくれました。「あれが巻機山、あっちが谷川岳でその向こうが平標」。大源太の名前が出たので「上越のマッターホルンですね!」と言ったら、詳しいね〜と嬉しそうでした。えへへ、平標は再訪したい山だし、谷川岳も大源太も行きたい山リストに載ってますも〜ん。ま、もちろん白くない時期に、ですが。さて、そろそろ喉が渇いてきたのでマウンテンまで下りて、Uはお茶休憩。私はビール休憩。
おじさんの教えてくれた方向なんだけど……
えーっと、これは何山だったかな(^^;
滑り降りてく途中の景色
そこからまた上に戻って滑って滑って滑って、今度は日帰りセンターまで滑り降りて昼食。途中からUのコーチスイッチが入ってしまったらしく、この日もいろいろ教えてもらいました。天気が良かったので動画を撮って遊んだりもできて良かったのですが、しかし私の滑りはカッコ悪いなあ〜。少しずつは上達してるとはいえ、やっぱUたちとはレベルが違う。やっぱもうちょっと上手くなりたいもんです。食事が終わってゴンドラに乗り込んだときには、もう時間は14時近くになっていました。14時半でゴンドラは止まってしまうから、後は上で遊ぶか。
う〜ん、気持ちいいなあ♪
たくさん滑ってるので、お昼もガッツリ
しかし休憩を2回したのに、今日はかなりたっぷり滑っている感があります。やっぱ天気がいいと違うなあ。15時まで上で滑って、一回日帰りセンターまで下りてからランランコースをもう1度だけ滑って。今日は奥添地・長峰エリアは遊び倒しました。あ〜楽しかった。シーズン締めのスキーがこれで、大満足です。日帰りセンター4Fの温泉で汗を流し、17時のバスで越後湯沢の駅へ。指定席だったので、美味しいお寿司を食べたりお茶したりして時間を潰し、19時ちょうどの新幹線で帰京。さすがに帰りは爆睡でした。年に1度はやりたい平日スキーですね♪
ひな祭りで休養日な今日は、こんなん作ってみました。馴染みのダイビングショップで「無農薬だから皮も食べられますよ〜」とお土産にもらった、夏みかん。甘みは蜂蜜。大きいの3つから、マーマレードが小瓶に5つ分できました。蜂蜜を控えめにしすぎたのか、はたまた苦味抜きの手順を省きすぎたのか、ちょっと苦味が強すぎたかな〜。あと期待したほどとろみはつきませんでした。種も一緒に煮たんだけど。でもケーキに入れたり、ヨーグルトにかけて食べるには良さそう。うっふっふ。
去年の骨折でスキーもダイビングもお預けなYが参加できる企画をと、U・Y・私の3人で曽我梅林までドライブしてきました。梅祭りの期間中は駐車場が混むらしいので、車を出してくれるUの家に8時に集合して出発。のんびりドライブして1時間ちょっとで、会場の端の駐車場に着きました。空は雲が多いながらも晴れ。風がなくて穏やかな日です。肝心の梅は5分咲きくらいでしょうか。満開にはまだちょっと早いけど、十分に目を楽しませてくれそうです。
Yのリハビリも兼ねて少しは歩かなきゃねと(て、もう見た目では全然わからないくらい回復してるのですが)、まずは「見晴台」まで登ります。梅を愛でたり、梢を飛び回る小鳥の姿を探したりのゆるゆる歩き。ちょっと登ると眼下に梅林、遠くに相模湾が望めます。梅祭りの会場は混みあっていましたが、見晴台まで登ってくる人は少なく、その先の「六本松跡」まで行く人は更に少ない。たまにはこうゆう、だらだら歩きもいいよねえ〜。
左:歩く前にまず「小田原牧場のアイス工房」で梅肉入りアイス/右:賑やかな鳴き声にどうにか写真を撮ろうとしたんだけど、どうにか写っていたのは後ろ姿だけ……。シジュウカラかな?
枝垂れ梅は満開でした♪
残念ながら富士山は見えなかったけど、眼下の町が一望です
地図の印象から、六本松跡は山の頂上なのかと勘違いしていましたが、実際は昔の地名みたい。松が街道の目印だったのかな? 「やっぱ観光用の地図って当てにならないよねえ。こんなの持っただけで山に入っちゃダメだねー」。六本松跡からぐんぐん下って里に下り、曽我梅林の中を歩いて食堂のある広場まで戻ります。梅の下にシートを敷いてご馳走を広げてるグループも多く、とても賑やかでした。ここで軽くお昼を食べて、お土産を買ったら移動。駐車場はいっぱいで、早く来たのは大正解でした。
この木もほぼ満開。つか、どんどん開いてる気がします
作り物みたいな枝ぶり
途中にいらした閻魔さま。誰からともなく「鬼灯さまはさ〜……」
梅林まで戻ってきました。来週辺りが見頃かな
蝋梅も。こちらはもう終わりかけ
杵つき餅(からみ・きなこ)、大根、おでん。写ってないけど甘酒も
さて、そろそろ移動しましょうか
……と思ったけど最後に。一際見事だった、個人のお宅の枝垂れ梅
移動した先は小田原フラワーガーデン。お茶を飲んでから、敷地内の「渓流の梅林」をぶらぶら散歩します。本数で言ったら曽我梅林には敵いませんが、こちらは種類が豊富なのが面白い。温室に入らなければ無料なので、ふらっと気軽に寄れそうです。でも200円で入れる温室も楽しかった。ちょうど咲き始めたというヒスイカズラがキレイでした。この後、小田原漁港に寄ってどんな店があるのか下見をし(ついでに無料の干物をいただき)、小田原駅の近くの居酒屋で夕食。店員が刺身三種盛りを「左から鰤・鮪・間八」と言ったのですが、どう見ても「左から〆鯖・鮪・鰤」でした。間八はともかく、鰤と〆鯖を間違うか……?
小田原フラワーガーデン「渓流の梅林」
小田原フラワーガーデン「トロピカルドーム温室」
帰りもほとんど渋滞無しで、なかなか充実の一日でした。