さてさて。今シーズンのスキーは1回だけと思い定めていたU・K・私。しかしその1回が雨とあっちゃあ、リベンジを考えずにはいられません。と言うワケで、前回のすぐ後でUが予約を取ってくれ、行ってきました上越国際リベンジスキー。「週末は最強寒波」の予報も何するものぞ。……えーっと、もう雨は勘弁ね?
まずは金曜。会社から一度自宅に戻り、着替えて荷物を担いでさあ出発。20時24分の新幹線で駅弁食べ食べ(ビールを飲み飲み)越後湯沢へ。駅からは22時のバスでホテルに向かいます。そう、今回は朝が楽なようにナイトインなのでした。駅の周りの雪はこないだと比べてがっつり増えています。さらに雪はしんしんと降り続いているので、こりゃ明日は期待できるかな?
ホテルに着いたところでプチトラブル発生。最初に割り当てられた部屋が、けぶってみえるほど煙草臭かったのです。これはちょっとずつヒドい、とダメ元で部屋のチェンジをお願いしたら禁煙ルームに替えてもらえました。しかも広くもなってこれはラッキー♪(つか、禁煙ルームあるなら予約時に選べるようにして欲しいです)。やっと落ち着いたトコロで、24時までのお風呂に入れなくなっちゃう〜と温泉へ。露天をさっくり楽しんで、日付の変わった頃から宴会開始。……これ、ホントに朝は楽なのか?
結局、「明日があるんだから寝よう」ってなったのは朝の3時ですよ。明日じゃなくて今日ですよ。朦朧とした頭で歯だけ磨いて、次の瞬間意識を手離しました。そして4時間半後、Uのかけたアラームで起こされます。しかし朝風呂に行くと言っていたUは起き上がらず、最初っからそんな気のなかったKと私が起きる筈もなく、8時を過ぎるまでぐだぐだ。え〜っと。ナイトインの利点って、朝早くから行動できる点にあるんじゃなかったっけ?
朝食をとって荷物をまとめチェックアウト、スキーセットを借りて余分な荷物を預け、ゲレンデに出たらもう10時を回っています。やたら列に並ばされ待ち時間が長かったせいもあり、行動開始が日帰りと変わりません(いや節制して早寝早起きすりゃイイだけなんだけど)。天気は予報どおり雪。かなりしっかり降っています。いつもなら文句の一つも出るトコロですが、今日の私たちは「雨じゃなきゃいいよね〜」といたって前向き(?)。
朝食はバイキングレストラン『エーデルワイス』で
久しぶりの上越ではありますが、とりあえずは雪のいい当間ゲレンデを目指します。リフトに乗ってリフトに乗って滑ってリフトに乗ってリフトに乗って……「ねえ、私らまだ1本しか滑ってないんだけど」。いや〜、最近舞子の規模に慣れちゃってたけど、上越って広かったんだなあ! しかし長々ガマンした甲斐あって、当間ゲレンデは空いていました。おまけに雪がふわっふわ。斜度もちょうど良くって、久しぶりのUコーチにパラレルの指導もしてもらえちゃいます(一番上手いのはKなのに、彼女は「技は見て盗め」の職人気質なのでした。私がビビると鬼コーチになるくせに〜)。
相変わらず雪はガンガン降っているし、時おり視界も利かなくなるくらいなのになんか楽しくって、13時近くまで休憩も入れずに滑ります。さすがに空腹になって入ったレストランが超混みで、食事でまた時間を喰われてしまいました(→お昼は『ホルン』で。バゲットサンド旨〜。メニューも豊富でいいんだけど、もう少し空いていたらなあ〜)。休憩後に滑り出したと思ったら、すぐにリフトの最終運行時間になってしまいます。
そこからは次々と止まっていくリフトに追いたてられるようにして、当間→大沢→大別当と移動。尾根を越えて大沢ゲレンデに入った途端、ガリガリバーンでビックリしました。こんなに降っていてもガリガリなんですねえ。しかもここ、狭くて急な箇所もある。初心者コースの筈なのに、当間の中級者コースよりよっぽど怖い。ここを滑った、過去の私を誉めてあげたい。
Uコーチに言われるまま、滑り方をいろいろ試してみたワリに、ここまでの転倒は0回。今日は転ばずに終われるかなと期待した大別当で、斜め後ろから突っ込んできたボーダーと接触し、堪えきれずにコケてしまいました。ひ〜ん、ひっくり返って頭から滑り落ちてるのに、ぶつかった相手は「すいませ〜ん」の一声を残して滑り去ってしまうし、いつもは近くにいるUもKもこんな時に限ってはるか下にいるし〜。それでも起き上がるのだけはお手のもの。体勢を立て直して斜面を下り、2人と合流してホテルに戻ります。
戻ってきたホテル前で。今日の視界はずっとこんな
スキーセットを返したら時間は既に16時近く。温泉で汗を流して17時の駅への最終バスに乗り込みます。聞いていたより最終バスが早かったせいで、駅での待ち時間が2時間もありました。ま、お茶したり夕食(←からむし麺)とったりしてたら意外にツブせましたけど。19時半の新幹線で帰京し、東京駅で解散。行動開始が遅かったのは措いておいて(それが一番の原因かも知れんが)、行列と移動に時間を取られ、どうも今日は滑り足りなかったのが心残りです。でもまあ、リベンジは成功かな。楽しかったもん。次シーズンは復活のYと、思う存分滑りたおしたいです。
相変わらず仕事が忙しいです。たぶん今月いっぱいはこんな感じだけど、ま、稼げるときに稼いでおかないとね。遅くに帰ってからちょこちょこと、先週末やってた四大陸フィギュアの録画見ていました。や〜っと見終わった〜。さあ感想をば!
いつものコトですが、ペアやアイスダンスはちゃんと放映してくれませんでした。試合の流れどころか、現在どんな選手がいるのかさえもう分からない。昔は地上波だけ見ていても、トップ3くらいの選手は知っていたんですけどねえ。今やシングル以外を全然放映してくれない時もあるから、たとえ1組だけでも見られるとうっかり喜んでしまいます。くすん、要求が低くなっているなあ〜。
あとちょっと前から気づいていたのですが、天井カメラの使い方がやっとまともになりましたね? 前はバカの一つ覚えでスピンにしか使ってなかったけど、スピンを上から見ても面白くもキレイでも何でもない! でも今は、ステップとかでがーっと氷上を移動するときに使うので、スピードを感じられていい感じです。斜め上空からでもどんなステップを踏んでいるのかは分かるしね。きっとフィギュアファンから、よほど苦情があったに違いありません。うんうん、これは改善してくれて良かった。
さて試合です。男女ともに、ショートが面白かったな。男子は、カザフスタンやらウズベキスタンやらの、あまり馴染みのない選手が数人見られて新鮮でした。グランプリシリーズでは見ない顔(つか、放映されてないだけかも)だけど、なかなか魅力ある選手がいましたよー。中国の宋楠はもう、怪我の影響はないみたいですね。でもビックリしたのは同じく中国の閻涵(ハン ヤン)くん。この大会がシニアデビューの16歳だそうですが、ジャンプの横移動の距離が長くてスピードがある。うわ、スゴい選手が出てきたなあと思っていましが、フリーでは失速。同じ選手とは思えないくらい精彩がありませんでした(それでも、総合3位)。
残念ながら日本人選手は、2位に入った羽生くんも含めて、あまりぱっとしませんでしたね。高橋大輔や羽生結弦に対してはこっちの期待が大きすぎて、点が辛くなっているのかもしれません。高橋大輔は今大会からショートのプログラムを変更してきましたが、私は前のの方が好きだったなあ。あれじゃ勝てないとの判断らしいんですが、もったいない。世界選手権に照準を合わせているのか、今回はまだ滑り込み不足って感じでした。んで優勝はショート6位からほぼ完璧な演技で逆転した、カナダのケヴィン・レイノルズ。彼を見ると毎回ナゼか、ハリポタのロンを思い出します。おめでとう。
女子は馴染みの選手ばかりだったので、ヨーロッパ勢が出場してないのがかえって寂しい感じでした。カナダの若き女王、ケイトリン・オズモンドの演技を楽しみにしていたのですが、今回は調子が悪かったようで残念。その代わり李子君がほぼ完璧な演技を見せてくれました(彼女のフリーはもうちょっと点数伸びると思ったんだけどなあ)。この2人、雰囲気は全然違うけれども年も同じくらいで可愛くて、この先が楽しみです。あと印象に残ったのは村上佳菜子と鈴木明子のショート。佳菜ちゃんの演技は後半に向かってぐんぐん引き込まれる感じで、こういう空気をコンスタントに作れるようになれば、一皮むけるんじゃないかしら。
んで、それが上手いのはやっぱりあっこちゃん。彼女も今回はショートがすごく良かったです。残念ながら2人とも、フリーはもう一息って感じでしたけどね。今大会の注目はやっぱ浅田真央が3アクセルを成功させるかどうかだったんでしょうが(ショートではキレイに決まりましたね。おめでとう〜)、私はどうしても、技術より演技のほうに目がいってしまいます。真央ちゃんは体型がキレイで絵になるんだけど、あんまり感情には迫ってこないんですよね。
まーとにかく、女子は日本人で表彰台独占でした。この勢いで世界フィギュアも楽しませて欲しいトコロです。がんばれ!
……えーっと。立春新年を言い訳に使っても、もう逃げられない日付になってしまいました。つか、そんな言い訳を使っていたせいで1月はダメダメ。仕事が忙しかったり、とんでもない渋滞の疲れが抜けなかったりしたのもあって、休日とくれば寝てばっかりでした。だからもう諦めて、そろそろ今年の抱負を書いておこう。
それにいつもの、「溜め込まず、笑う」も。わざわざ書くほどの内容じゃなかったけど、でも今、できてないんだもんなー。とにかく、一日の終わりに「ダメじゃん私…」と落ち込む回数を減らしたいです。あーっ後ろ向きっ! 節制して実行しろよ!と、桑田乃梨子ばりに自分に突っ込んでおきます。全部、自分の問題だもんね。
さて今日は、祖母を車に乗せて、施設にいるITSUおばさんを訪ねてきました。Kおいちゃん、NORIちゃん、HIROおばさんも一緒。ITSUおばさんはだいぶ記憶力が落ちてしまっているようで、私のこともちゃんと認識してはくれないんだけど、さすがにつき合いの長い祖母やHIROおばさんは忘れないみたい。話していると、不意にいい返しをしてきたりして、侮れません。
手を取り合って楽しそ〜うに話している祖母・ITSUおばさん・NORIおばさんを見ながら、「生き残ったのが女ばっかで良かったよね〜」と肯き合います。うん、やっぱ大事なのは友達だ。
今年はYがリハビリ中なので控えめに、でもやっぱり一度くらいは行っておこうと、U・Kと一緒に日帰りスキーに繰り出してきました。日帰りならやっぱアクセスが良くないとね、と選んだのはお馴染みの舞子。東京駅で待ち合わせてべらべらお喋りしていたら、あっという間に越後湯沢駅に到着です。当初は曇りときどき雪の予報が、前日から吹き込んできた南風のせいで曇り一時雨の予報に変わってしまい、どうなるのかと心配していたのですが、越後湯沢に着いたときの空は薄曇り。
「意外といいんじゃない? 越後湯沢に着いた時点で吹雪いていたこともあったよねえ」と喜び勇んでバスに乗り込み、懐かしの日帰りセンターへ。途中で雨もパラついたのですが、着替えてスキーセットをレンタルしゴンドラの列に並んだ時には、雲の合間に青空も見え、低い位置に大きな虹がかかっていました。遠くのお山も見えてきたし、これからどんどん天気は良くなるに違いない。
しかし早起きした私たち、朝も新幹線内で軽く食べただけだし、その時点でもうおなかが空いていました。ので、軽く滑っただけでもうレストランに入ります(自分メモ。スカイドームはメニュが少なくて今イチ。でもビールは○)。お待ちかねのビールを飲み、カレーを食べていたら、あら?あらあら? 今までくっきり見えていた遠くのお山が、向こうのリフトの駅が、いや一番近いコースで滑っていた人たちもが、みるみる霧の中に薄れて消えていってしまいました。そして降っているのは、ぎゃーっ、雨だあ!
(←この日唯一撮った写真。ヒヨちゃんかな?)。しばらくぐずぐずしていましたが雨は止まず、1日こうしているワケにもいきません。外に出て少し滑って、強くなる雨足に堪らず次の休憩に入ります(自分メモ。マウンテンはメニュ豊富。でもビールは今イチ)。せ、せめて雪なら……。ここに来るまで「今年はスキーは一回でいいね」と思っていた私たちですが、さすがにこれで終わってしまうのは悲しすぎる。もう一回、リベンジを計画しようかと、誰からともなく言い始めました。
この辺りで雨が少し弱くなってきたのでまた外に出て、あとは15時まで滑りっぱなし。今日はろくに遊べないと思ったものの、意外にたっぷり遊べた感がありました。でも終わってみればアウターはぐっしょり。視界が効かなくてコースが分かりづらく怖かったし、ボーダーがやたらに多くてヒヤヒヤしたし、やっぱもう一度遊びに来なくちゃです。日帰りセンターでお風呂に入ってから駅まで戻り、夕食をとって19時の新幹線でビール飲み飲み東京へ。
駅で二人と別れたあと、今日は祖母宅に向かいます。すんごく眠たかったのでさっさと寝させてもらうつもりでしたが、土曜日に祖母宅に行くときは、祖母が分かるところまでやった新聞のクロスワードを完成させなくちゃいけないのを忘れていました。結局、辞書を引き引き、一時間近くもパズルに取り組んだのでした。